歴史あるものを食べるということ・お米の原種
岡山県の農家から、無農薬玄米を取り寄せました。
このお米、『朝日米』といいます。
白いご飯を食べると調子が悪くなる夫を見ていて、最近の小麦は「品種改良」という名の遺伝子組み換え商品だといううわさを聞いているけど、もしやお米も?と、うたがってみました。
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【お悩み事】
以前にもブログにこんな記事を書きました。
どうも、お米を食べたあとの反応(だるさや眠気)が、糖質の割合だけではなさそうな気がしてきたのです。
「玄米アレルギー」も疑ってみましたが、「白米」だけ食べていると明らかに玄米よりも調子が悪くなるし、腸内環境も悪化してしまう。そこで、やはり、お米も小麦と同じく「品種改良」の悪影響を疑ってみることになりました。
まずは、In Youでも薦められていた「ささにしき」を探してみましたが、楽天やamazonでは「宮城産」「山形産」しか見当たらないのです。。。東北の方、申し訳ありませんm(__)m
【お役立ち情報】
でも、いろいろ調べていくうちに、西のほうでも「ささにしき」のようなあっさりしたお米を作っている農家があることがわかってきました。
そこで、行きついたのが今回注文した農場さんです。
こちらが、その里山農場さんのウェブサイト。
www.satoyama-farm.com
『朝日米』というのは、簡単にいうと原種に近いお米で、ササニシキもコシヒカリも元をたどるとこのお米に行きつくそうです。
1970年代から、お米は「もちもち触感」の甘い品種に人気が出て、それ以来、コシヒカリ系の品種改良がどんどん進んだようです。
ちょうど私たちの生まれた頃です。
道理でそれ以前の世代の方たちが若い人たちより強健に見えたり、お年寄りにはアレルギーがなかったりするわけです。妙に納得。
ちなみに、小麦の大々的な品種改良が始まったのもこの頃。『世界を飢餓から救う』という瞑目だったようですが。。。皮肉な結果となっています。
確かに、今ではどこのスーパーでもコシヒカリ系しか見られなくなりました。ササニシキなんてほとんど見かけません。※お寿司屋さんは使うようですが。
そんな大人気のモチモチの甘いお米ですが、だんだん支障が出る方が出てきたようです。食べた時はもち米のように美味しいのですが、途中で胸やけがしたり、食後に倦怠感を覚えたり。。。
特に驚いたのは、江戸時代の人は毎日お米を一人当たり4~5合も食べていたんだそうです。今よりもずっと体を使う時代にです。ということは、昔のお米(原種)は今のお米とは全くの別物と考えて良いのではないでしょうか。もちろん、当時は一汁一菜の生活でお米ばかり食べていたので、それはそれで問題はあったようです。例えば、脚気。(ビタミンB1不足が原因らしいです) しかも、江戸病といって白米を食べる文化が根付いた時に命を落とした人が沢山いたそうです。
そういう事実を加味した上でも、やはり今のお米を食べるよりは、昔のお米のほうが魅力を感じます。やはり自然が一番。
「朝日米といえば岡山」と言われているそうですので、いくつかピックアップして今回は里山農場さんから購入してみることにしました。
岡山の農家さんのサイトでカスタマーレビューを見ると本当に嬉しくなります。お米を食べると具合が悪くなっていた方たちの「美味しく食べられるようになった!」と喜びの声が多数よせられています。
【食べてみて実際の効果】
只今、まだ3日程度。ランチは仕事に支障が出るのが怖いため、オートミールからまだ変更できず。
夜は、食事の最後(カーボラスト)に、発芽させた朝日米の玄米を。
最近は米自体を減らしていたため、あまり大きな変化を感じることができないのですが、なんとなく体の異常反応が少ないように感じます。
特に、食後の”気分の落ち込み”がないかも。
ほんとに、白いご飯をお腹いっぱい食べようものなら、さっきまでニコニコしていたのが急にドーンと暗い表情になるんですよ。これはもう体の症状というよりはメンタルの症状ですね。それがないのは嬉しいことです。
食事の後に、楽しくおしゃべりしたり、ちょっと仕事をしたり本を読んだり、(これ、普通のことですけどね。) が、出来るようになってきています。
今後、調子が良ければ、お弁当にも入れたいし、朝日米を精米した白米はどうか試してみたいと思っています。
【朝日米を食べ始めてから半月後】
特に夫は、お米を食べると明らかに血糖値が急上昇して仕事に差し支える程のだるさに襲われたため、たとえ「朝日米」であってもいまだ恐ろしくてお弁当には持っていけないと言います。よほどのトラウマです。。。。
でも、夕食だけはこちらに切り替えています。
我が家では、軽く洗ってからじっくりお水につけた後ざるにあげ、発芽させてから炊いています。発芽させた際のお水は「リジュベラック(酵素水)」としていただけます。
そのまま飲むことも出来るし、このリジュベラックをつかって豆乳ヨーグルトをつくったりもできます。
こちらの玄米は無農薬なので、安心です。
さて、最近の様子ですが・・・・
これまでは、食後に何かいろいろしなければいけない用事があったら「お米」は食べられなかったのですが、こちらの「朝日米玄米」なら、食べても「ノックアウト」になることはなくなりました!
本を読んだり、PCで作業をしたり、いろいろ夜の時間も活用できるようになりました。こんなの普通のことかもしれませんが、血糖値スパイクに悩まされていた時は、食後は死んだように動けなくなっていたので、本当に嬉しい。涙
もちろん、「疲れ」が原因で、食後眠くなるのも普通のことかもしれませんがあまりにも食後にバタンキューが続く人は「お米アレルギー」あるいは「血糖値スパイク」を疑ってみるのも手だと感じます。
夜の1・2時間って貴重です。いろいろできます。
今の目標は、ランチでも「朝日米玄米」を食べることでしょうか。今は、オートミールや「米つぶ麦」をお弁当に入れています。オートミールはすぐにお腹が減ってしまいますが、「米つぶ麦」は見た目もお米に似ているし、お腹にもたまる感じが良いです。面白い触感なので、ぜひ試していただきたいです(^^)
あれから2年がたちました!
最近は、近所のスーパーで見つけたササニシキを基本に食事をしています。
ササニシキであれば、白米でも大丈夫なくらいです。
追加情報として、炭水化物は油と一緒に接種すると血糖値を上げにくいと知り、
ピラフのように油で炒めてから炊いたお米も良く食べます。
食後も問題なく動けるようになりました。
お世話になった朝日米。今ではご褒美に時々食べます。
朝日米のおかげで、血糖値スパイクを正常値に戻すことができました。
本当にありがとう!