雨で引き立つ草花の美しさ
散歩に出てすぐに降り出した雨。
もったいないので、ちょこっとお散歩を続けました。
そこでハッとしたのは、草花の美しさ。
いつも思っていることだけど、やはり雨の中の草花はひときわ美しい。
しっとりが美しいのは、人の肌と一緒なのかも・・・
うつ病・低血糖を疑ってみました
「機能性低血糖」を疑われる夫のために準備してみた炭水化物抜きの食事。
食後にうつのような症状が出るので調べたところ、最近「機能性低血糖」や「血糖値スパイク」という血糖値の問題を抱える人が増えているという情報を見つけました。
簡単に説明すると、血糖値を異常なスピードで上げてしまう食べ物が体内に入った時、上がり過ぎた血糖値を下げようとインスリンが沢山出てしまい、逆に血糖値が下がり過ぎてしまう状態のことだそうです。
そうなると、どうなるか。
身体が恐ろしいくらい重くだるくなり、眠気に襲われ、仕事するのもやっとといった状態に陥ります。酷い場合、感情的にもつらくなったり、集中力がなくなったり、まるでうつ病の様な症状が出ることも。
実は、わたしの夫もずっとこの症状に悩んでいたと思われます。
自律神経失調症なのでは・・・?
不整脈があるからかしら・・・?
もしかして、軽いうつ病なのかも・・・?
いろいろ考えました。
でも、「機能性低血糖」について聞いたとき、これだ!と思ったわけです。早速、あちこちリサーチするうちにますます確信が強まってきました。
夫の場合、毎朝、お砂糖入りの生姜紅茶(良かれとおもって。涙)を飲み、白米のおにぎり2・3個を朝ご飯に食べていました。(これも、仕事前だからエネルギーになるものをと思ってなんですけどね。泣)
そして、お腹が減ったときのために、おせんべい・・・・。(お米から作られたものだから健康的かと・・・ 苦笑)
全部裏目に出ていたわけです。
異常に血糖値を上げてしまうGI値の高い食べ物の代表選手を、空き腹に食べてたんですね。
【GI値の高い食べ物の代表選手】
・砂糖
・ブドウ糖果糖液糖(精製飲料水をはじめ沢山の製品に使われている)
・精製された小麦粉でつくられた食品(菓子パン・ケーキなど)
・精製された米(白米)
本当に症状がひどく出ている人は、とりあえずこれを避けるだけで面白いほど体調がよくなるはずです。主人がそうでしたから。
【まずは、簡単にやってみたこと】
① お砂糖をやめてみました。
※どうしても甘いものが欲しいときは、生はちみつをなめます。
② 食べる時はまず最初に果物か生野菜を食べます。
※果物は血糖値を異常に上げることなく、栄養補給が出来るすばらしい食べ物なんですね。繊維が重要なので、ジュースはだめ。
※市販のドレッシングには、ブドウ糖果糖液糖を含め様々な添加物が入っているのでかえって恐ろしいです。野菜は、塩とレモンとオリーブオイルで十分美味しくいただけます。
③ それから大豆やその他の豆製品やお肉・魚を食べます。
④ 最後に、まだ物足りない場合に玄米を少し食べます。
※症状の強い人はしばらく④の炭水化物接種を控えてみることをおすすめします。
夫は、炭水化物なしで1か月過ごしましたが、体の調子があまりにも良くなるので、「ご飯はもう食べたくない」というまでになりました 笑
⑤ おやつは、お砂糖と小麦粉をつかったものはやめます。
というと、ほとんど市販のお菓子は食べられないのがつらいですが(涙)
でも、頑張ると結果が出るので、体が欲しなくなります。不思議ですね!
これが、いわゆる「糖質制限」という食事療法のことなのですが、やってみると、そんなに大変ではないのでぜひお勧めです。
コンビニやスーパーにいくと、美味しそうなものがいっぱい並んでいますが、そこをちょっと我慢して、果物やナッツ・ドライフルーツ・チーズなどを買って帰ります。美味しいお豆腐なんかも、満足感のあるデザートになります。
わたしはこんなおやつを作ってみました。
カボチャとおからのケーキ🎂
なにより、はじめた直後から、体と心の爽快感が感じられ瞳に輝きが出てきます。家族として本当に嬉しいことだから、一緒に「糖質制限」頑張りました。
子宮内膜症と私とひまし油パック
子宮内膜症とチョコレート膿腫を患ってから勉強しているうちに出逢って以来、わたしにとって欠かせない自然療法の一つ、ひまし油パック。
もともとは、自然療法の専門家であるエドガー・ケーシーというお医者さんが提唱した療法です。今でもケーシー療法は多くの人々に支持されています。
わたしの場合、ひまし油パックの後にとても心と身体がかるくなります。それから爽快感。とにかくスッキリ、疲れが取れます。おなかがシクシクが痛む時もかかせません。ひまし油パックのおかげで日頃の卵巣の痛みと生理痛が軽くなり、QOLがぐーんとアップしました。
私の感想としては、ハーブティを飲むよりも効果をハッキリ感じられるのではないかと思います。(ラズベリーリーフやチェストツリーなど)
そんなお気に入りのひまし油パックなので、できるだけ手間や余計な出費を減らす方法で続けています。
メインのひまし油は、毎度ご用達のアイハーブ(iHerb) でオーガニックの物を購入しています。
そして、ほんとはフランネルに染み込ませますが、カットした着なくなったTシャツやコットンタオルを使ってます。
お腹にのっけたらサランラップで広めに覆って、タオルを巻いて、その上から電気あんかや湯たんぽを当てて、骨盤バンドでとめてます(笑。
※電気アンカは電磁波の影響なども考え、 最近は湯たんぽだけにしています。
これで、1時間から1時間半、じわじわと温まってくるお腹を感じながら、ヒーリング音楽など聞きながらのんびりと休みます。
(注)ここで、スマホや携帯をいじったりしてはいけないようですよ~(^-^;
終わったら、キッチンペーパーに重層をとかしたお湯を染ませて拭き取ります。これで完了。ああ、やって良かったぁっ・・・ていつも思います。
ひまし油には、そのほかにもいろいろな活用法があって、本当に素晴らしいので一家に1本、ひまし油を置いておくことをお勧めしたいくらいです。
ヒマシ油まめ知識
ひまし油(キャスターオイル、カスターオイル)とはトウゴマ(ヒマの実)から採れる植物油のことで、聖書にも出てくる程の歴史のある油で、日本でも昔から下剤として使われていたそうで昔の人ならだれもが知る存在のようです。
その効果はというと、デトックス効果、つまり体内の毒素を排泄を促してくれるのだそうです。また、免疫機能を高めてくれるようです。
わたしが良く参考にさせていただいている「クシロ薬局」さんのサイトにはこんな一文がありました。
- リンパ球の総数はヒマシ油(ひまし油)パック使用のグループで著しく増加。
- T-リンパ球全数(T-11細胞群)はヒマシ油(ひまし油)パック使用のグループで著しく増加。
そしてリンパ球については、以前読んだ福田稔先生(爪もみ療法で有名)のウェブサイトにはこんなことが書いてありました。
交感神経優位の状態では血管が収縮し、いつも血流が悪くなってしまいます。
加えて、ウイルスやガン細胞を攻撃するリンパ球が減り、免疫力はどんどん低下していきます。
これだけではありません。ストレスによって交感神経が優位になったことで増加する顆粒球にも、問題がありました。前述したように、顆粒球は細菌などのサイズの大きな異物から体を防御する機能を持っています。
ところが、その役割を終えるとき、粘膜上で活性酸素をまき散らすため、増え過ぎると強い酸化作用で組織を破壊していくのです。
医者ではない素人ですが、ひまし油パックがリンパ球を増やし、それが免疫を高め体調不良を改善させるということは理解できました。
それから、最近お友達になったケニア人の女性にひまし油の話をしたところ、ケニアでは昔から、お産の時が来ているのに陣痛が始まらない妊婦さんがひまし油を飲まされると教えてくれました。なるほどですね。
では、本題のパックの正しいやり方をご紹介します。
ひまし油パックの本家本元・ケイシー療法を参考にさせていただきました。
【ひまし油パックのやり方】
(用意する物)
未精製のひまし油500cc程度(局方の「加香ひまし油」は不可)。ウールまたは綿製のネル(大きさはタオル程度)。サランラップ、バスタオル、温熱パッド、重曹少量。
(手順)
1. ネルを2重または3重にして、たっぷりめのひまし油に浸す。
2. 肝臓部分を覆うような形で、右脇腹にひまし油の浸透したネルを当てる。
3. 油が他に着かないようにするために、ネルをサランラップでおおう。
4. その上をさらにバスタオルでおおう。
5. その上から温熱パッドを当てる。
6. この状態で約1時間横になっている。
7. パックが終わったら、コップ1杯のぬるま湯に小さじ1杯程度の重曹を溶かした溶液を用意し、それをティッシュやクッキングペーパなどに浸したもので、体に付着した油や汗をふき取る。(注意書き)
ひまし油パックは毎日実施することも可能ですが、一般的には3日行って4日休むというサイクルで実施します。ひまし油パックにはいくつか禁忌事項があります。まず、女性は生理中に行ってはなりません。出血が増え、生理が不順になります。また、リンゴダイエットと同時にやってはいけません。妊娠中のひまし油パックも非常に効果がありますが、妊娠中はパックを温めないようにします。
出典:ECCJ日本エドガーケイシーセンター
便秘改善や心と体のデトックスに、ぜひおすすめです。
歴史あるものを食べるということ・お米の原種
岡山県の農家から、無農薬玄米を取り寄せました。
このお米、『朝日米』といいます。
白いご飯を食べると調子が悪くなる夫を見ていて、最近の小麦は「品種改良」という名の遺伝子組み換え商品だといううわさを聞いているけど、もしやお米も?と、うたがってみました。
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【お悩み事】
以前にもブログにこんな記事を書きました。
どうも、お米を食べたあとの反応(だるさや眠気)が、糖質の割合だけではなさそうな気がしてきたのです。
「玄米アレルギー」も疑ってみましたが、「白米」だけ食べていると明らかに玄米よりも調子が悪くなるし、腸内環境も悪化してしまう。そこで、やはり、お米も小麦と同じく「品種改良」の悪影響を疑ってみることになりました。
まずは、In Youでも薦められていた「ささにしき」を探してみましたが、楽天やamazonでは「宮城産」「山形産」しか見当たらないのです。。。東北の方、申し訳ありませんm(__)m
【お役立ち情報】
でも、いろいろ調べていくうちに、西のほうでも「ささにしき」のようなあっさりしたお米を作っている農家があることがわかってきました。
そこで、行きついたのが今回注文した農場さんです。
こちらが、その里山農場さんのウェブサイト。
www.satoyama-farm.com
『朝日米』というのは、簡単にいうと原種に近いお米で、ササニシキもコシヒカリも元をたどるとこのお米に行きつくそうです。
1970年代から、お米は「もちもち触感」の甘い品種に人気が出て、それ以来、コシヒカリ系の品種改良がどんどん進んだようです。
ちょうど私たちの生まれた頃です。
道理でそれ以前の世代の方たちが若い人たちより強健に見えたり、お年寄りにはアレルギーがなかったりするわけです。妙に納得。
ちなみに、小麦の大々的な品種改良が始まったのもこの頃。『世界を飢餓から救う』という瞑目だったようですが。。。皮肉な結果となっています。
確かに、今ではどこのスーパーでもコシヒカリ系しか見られなくなりました。ササニシキなんてほとんど見かけません。※お寿司屋さんは使うようですが。
そんな大人気のモチモチの甘いお米ですが、だんだん支障が出る方が出てきたようです。食べた時はもち米のように美味しいのですが、途中で胸やけがしたり、食後に倦怠感を覚えたり。。。
特に驚いたのは、江戸時代の人は毎日お米を一人当たり4~5合も食べていたんだそうです。今よりもずっと体を使う時代にです。ということは、昔のお米(原種)は今のお米とは全くの別物と考えて良いのではないでしょうか。もちろん、当時は一汁一菜の生活でお米ばかり食べていたので、それはそれで問題はあったようです。例えば、脚気。(ビタミンB1不足が原因らしいです) しかも、江戸病といって白米を食べる文化が根付いた時に命を落とした人が沢山いたそうです。
そういう事実を加味した上でも、やはり今のお米を食べるよりは、昔のお米のほうが魅力を感じます。やはり自然が一番。
「朝日米といえば岡山」と言われているそうですので、いくつかピックアップして今回は里山農場さんから購入してみることにしました。
岡山の農家さんのサイトでカスタマーレビューを見ると本当に嬉しくなります。お米を食べると具合が悪くなっていた方たちの「美味しく食べられるようになった!」と喜びの声が多数よせられています。
【食べてみて実際の効果】
只今、まだ3日程度。ランチは仕事に支障が出るのが怖いため、オートミールからまだ変更できず。
夜は、食事の最後(カーボラスト)に、発芽させた朝日米の玄米を。
最近は米自体を減らしていたため、あまり大きな変化を感じることができないのですが、なんとなく体の異常反応が少ないように感じます。
特に、食後の”気分の落ち込み”がないかも。
ほんとに、白いご飯をお腹いっぱい食べようものなら、さっきまでニコニコしていたのが急にドーンと暗い表情になるんですよ。これはもう体の症状というよりはメンタルの症状ですね。それがないのは嬉しいことです。
食事の後に、楽しくおしゃべりしたり、ちょっと仕事をしたり本を読んだり、(これ、普通のことですけどね。) が、出来るようになってきています。
今後、調子が良ければ、お弁当にも入れたいし、朝日米を精米した白米はどうか試してみたいと思っています。
【朝日米を食べ始めてから半月後】
特に夫は、お米を食べると明らかに血糖値が急上昇して仕事に差し支える程のだるさに襲われたため、たとえ「朝日米」であってもいまだ恐ろしくてお弁当には持っていけないと言います。よほどのトラウマです。。。。
でも、夕食だけはこちらに切り替えています。
我が家では、軽く洗ってからじっくりお水につけた後ざるにあげ、発芽させてから炊いています。発芽させた際のお水は「リジュベラック(酵素水)」としていただけます。
そのまま飲むことも出来るし、このリジュベラックをつかって豆乳ヨーグルトをつくったりもできます。
こちらの玄米は無農薬なので、安心です。
さて、最近の様子ですが・・・・
これまでは、食後に何かいろいろしなければいけない用事があったら「お米」は食べられなかったのですが、こちらの「朝日米玄米」なら、食べても「ノックアウト」になることはなくなりました!
本を読んだり、PCで作業をしたり、いろいろ夜の時間も活用できるようになりました。こんなの普通のことかもしれませんが、血糖値スパイクに悩まされていた時は、食後は死んだように動けなくなっていたので、本当に嬉しい。涙
もちろん、「疲れ」が原因で、食後眠くなるのも普通のことかもしれませんがあまりにも食後にバタンキューが続く人は「お米アレルギー」あるいは「血糖値スパイク」を疑ってみるのも手だと感じます。
夜の1・2時間って貴重です。いろいろできます。
今の目標は、ランチでも「朝日米玄米」を食べることでしょうか。今は、オートミールや「米つぶ麦」をお弁当に入れています。オートミールはすぐにお腹が減ってしまいますが、「米つぶ麦」は見た目もお米に似ているし、お腹にもたまる感じが良いです。面白い触感なので、ぜひ試していただきたいです(^^)
あれから2年がたちました!
最近は、近所のスーパーで見つけたササニシキを基本に食事をしています。
ササニシキであれば、白米でも大丈夫なくらいです。
追加情報として、炭水化物は油と一緒に接種すると血糖値を上げにくいと知り、
ピラフのように油で炒めてから炊いたお米も良く食べます。
食後も問題なく動けるようになりました。
お世話になった朝日米。今ではご褒美に時々食べます。
朝日米のおかげで、血糖値スパイクを正常値に戻すことができました。
本当にありがとう!
歴史あるものを食べるということ・古代小麦
我が家では、滋賀県の農家&パン屋さん「大地堂」さんのディンケル小麦や、長野県の「ふたごや農園」さんの無農薬スペルト小麦で、自家製パンを食べています。
ディンケル小麦またの名をスペルト小麦とは、聖書にも登場する古代小麦です。日本で栽培して下さっているなんて感激!とてもありがたいです。
なぜ古代小麦なのか
ありとあらゆる食品に使用されている「小麦」、今では昔から人が食べていた本物とは全く別物になってしまい、もはや原型をとどめていないという話を過去に書きました。
最近広く知られてきたように、婦人科系の問題が小麦に由来するという話があるとおり、私も子宮内膜症や卵巣嚢腫、PMS症候群などの問題を持っています。(かなり改善しましたが!)
また、夫は、大好きなモーニングにルンルンで出かけ、トーストとコーヒーを食した後、それまでのやる気をすべて失い寝込んでしまうという悲しい事態が頻発するようになりました。
それもこれも、血糖の問題が関係しているようですが、どうしてこれ程までに小麦が異常に血糖値に影響を与えてしまうのか、調べていくうちに小麦そのものに異常性があるという事実がわかってきたわけです。
「そのパンがあなたを殺す」という本には、ADHDと診断された子供たちが、1週間パンを食べるのをやめただけですっかり症状がなくなったという症例がいくつも載せられています。いかに、小麦が脳に悪影響を与えているかがわかります。副作用の強い抑精神薬(リタリンなど)を飲ませる前に、パンをただやめるだけならやってみるだけの価値があるのではないでしょうか。
それもこれも、小麦そのものが遺伝子組み換えに近い「品種改良」が行われた結果のようです。
【やってみたこと & 感想】
小麦粉と小麦製品を一切やめる!
これはすごーく大変(汗)。パンやお菓子・ケーキだけじゃないです、醤油やみそまで小麦って入ってますから。あと、うちはパスタやお好み焼き・たこ焼きなど大好きだったので本当に寂しいです。
※ちなみに、小麦は「国産」であろうと「全粒粉」であろうと成分は同じです(悲
救世主は古代小麦。パン好きなわたしは、このスペルト小麦(ディンケル)の存在を知って、救われました。
スペルト小麦を小麦粉の代わりに使用する、ただそれだけ。
もちろん手作りは大変ですが、時々この麦を使ってパンケーキを焼いたり、お好み焼きもします。十分いただけます。何より安心です。
注意)お砂糖も使いません。
砂糖の代わりに、生はちみつやドライフルーツ、甘酒を使います。
マーガリンも使いません。
グラスフェットバターやギー、ココナッツオイルやオリーブオイルを使用します。
わたしは、この小麦にライ麦やALLOW ROOTパウダー(くずうこんの粉)を混ぜていろいろなおやつを作って楽しんでいます。
小麦を食べた後の独特な「ドンヨリ感」や、腸内環境の悪化(便秘や下痢)は明らかに避けられています。
夫は、ひどいアレルギー体質でしたが、小麦を避ける+アップルサイダービネガーの接種で、ほぼ完全に近いくらいアレルギーを改善しました。
アップルサイダービネガーの影響力は相当あると思いますが、腸内環境と皮膚の状態は密接な関係がありますから、小麦の影響もかなりあると思います。
どろどろの粘着質へと変化した小麦は、腸内の絨毛に絡みつき、腸の働きを阻害します。これが便秘や下痢の原因となるそうです。
(夫はアレルギー持ちの時は、しょっちゅう腹痛を起こし下痢をしていました。)
※アップルサイダービネガーについてはこちら↓
続〕アップルサイダービネガーに期待:随時更新 - からだとココロにいいこと日記
滋賀県の農家さん「大地堂」さんのサイトはこちらです。
daichidou.com
長野県の農家さん「ふたごや農園」さんはこちらです。
http://futagoya.org/
名古屋には、スペルト小麦で作ったパンが買えるお店もありますよ。
www.leplaisir-dupain.com
発達障害・脳の解析でわかること
「発達障害」について考えるようになったきっかけについては既に書きました。
一緒に暮らしたことのあるルームメイトのこと。親戚の女の子のこと。
不特定多数の人から「あの人、変!」と思われてしまう人がいますが、「変」でも、仕事が出来ちゃったり、ある意味「天才」だったりする人は良いのです。
ただ「変」なだけじゃなく、本人がすごく苦しんでいる場合があります。
例えば、こんな人です。
何度やっても身につかない。覚えるのが大変。
人との交流が難しい。話についていけない。
自分の感情がコントロールしにくい。
環境に馴染めないことが多い。
不器用。
時間の管理がむずかしい。優先順位が定まらない。段取りが苦手。
記憶力に不安がある。
自分には心当たりがないのに上司や家族から責められる・・・。
いつもせめられてばかり。。。
でも、事実を知らないと、どうしても責めてしまいますよね。
わたしも経験があるのですが、「やる気がない」ように見えたり、「努力していない」ように見えてしまうからなのですよね。つらいところです。
ですが、現在「発達障害」と診断されるに至る違和感や、周りとの関係で問題となってしまうことがある「個性」や「変さ」を引き起こす原因の一つとして「脳」の発達が関係しているかもしれないということがハッキリしてきています。
この情報は、さまざまな人間関係(家族・職場・親戚・友人)で、相手に理解や洞察・親切を示すのに本当に役立つと思いました。
【影響を受けた読み物】
まず最初に、とある女性のブログが目にとまりました。
この女性のブログを読むと、「発達障害」かもしれない方の悩みの深さが分かります。
それに、とても希望が持てる内容として、彼女が「脳の解析」を通して理解したことが書かれています。
自分の脳に「未発達」部分があり、その「未発達部分」と「発達部分」の「アンバランスさ」が他の人との違いを生み出していること、それから、「未発達部分」にあったトレーニングで少しずつ「発達」させ、それまでの問題点を改善させることができるということです。
その彼女が「脳の解析」を受けたのが、東京で「脳の学校」を運営しておられる加藤俊徳ドクターです。
「脳の学校」のホームページには、こんな一文がありました。
実際には「発達障害」と呼ぶ必要はないのかもしれません。
ほんの少しの「脳の特徴」が、あなたを困らせているのです。
こちらが、脳の学校のホームページです。
簡単に言うと、
脳の成長ぶりや枝ぶりが、その人の個性を形作っている
ということです。
右脳や左脳として知られているように脳には役割別に番地があり、それぞれの脳の番地の神経細胞(白質と呼ばれる)同士を結ぶ枝振りがどのように発達しているかによって、その人(脳)の個性を特色ずけているというのです。
当然、誰一人として同じ神経細胞の枝振りになるはずはなく、そこにその人だけの個性を生み出しているわけで、それは本当に神秘的で素晴らしいことです!
ということで、
脳神経の枝ぶりや成長具合があまりにもアンバランス
になってしまった状態が、現代医学で命名された「発達障害」ということになるわけですね。もう、HSPだの、ADだの、アスペルガーや、ADHDだなんて、分類する必要はないんじゃないでしょうか?
やはり、個性の延長線にあるものだったのです。
一体、どこまでが「ただの個性」で、どこからが「障害」なの??ってずっと不思議に思ってきました。それが解き明かされたような気持ちです。
自分が(あるいは家族が)発達障害ではないかと悩んでおられる方には、ぜひ知っていただきたい情報です。
発達障害について私が考える理由
最近、良く耳にするようになりました。
職場や知り合いの中でも、「あの人アスペルガーじゃないかな?」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
正直に言うと、わたしもその一人でした。
わたしは、この道の専門家ではありません。
でも、何年もの間ずっと、心の中でこの「障害」について考えていました。わたしの記事を読まれる方がどのように感じるか、不快にさせてしまうかもしれない、などいろいろ悩みました。
でも、こういうちょっとした情報が、人への理解や優しさにつながるのではないか。そんな思いで書いています。
『きっかけ』
あれ?ちょっとこの人おかしくない?って思いました。
ちょっとした物事の考え方・捉え方・感じ方がなんか変。
ここでそんなに驚く?
そこまで怒る?
そんなに悩む??
などなど・・・。
でもこれって、だれでも普通に自然に感じること。
でも、ここまで真剣に考えるようになったには「きっかけ」がありました。
独身時代にルームシェアをした一人の女性との出会いがそのきっかけです。生活の中で、かかわりが深ければ深いほど、その人の個性って自分に影響してきますよね。ただの知り合いなら、ちょっと変わった人。で済まされます。
でも、一緒に仕事するとどうですか。ちょっと困りますよね。
一緒に暮らすとどうでしょう。それはもう大変です。(汗
でも、なかなか周りには理解してもらえないってこともあります。どうしたらわかってもらえるんだろう。
わたしの感覚が普通で、相手の感覚が普通じゃないということを。
そして、どれほどのレベルでおかしいのかを。
すごく難しいことです。相手の尊厳を考えると本当に難しいです。
まだまだ、「アスペルガー症候群」や「ADHD」という言葉もあまり知られていない時代でした。
ルームメイトが「おかしい」。
※もちろん、これは、わたしの目線からしてです。
「何でそうなるの!!」っていうことの連続で、わたしはイライラしてしまい、そのうち怒りを爆発させるようになっていました。
(自己弁護になってしまいますが、わたしは他人に怒りをぶちまけるようなタイプではなかったのに・・・自分でも本当にショックでした。涙 )
最終的に、彼女は「パワーハラスメント」を受けていると判断するようになりました。そして、2次災害のようなものとして、「うつ病」を併発しました。どうしようもない悲しい結果になってしまいました。
今なら、わかりますよ。もし、彼女がアスペルガー症候群であったなら、わたしは怒りを爆発させるべきではなかったのです。
理由はここでは割愛しますが、いろいろ勉強して後でわかったことです。
あれから10年以上たちました。
今感じていることは、自分と相手の感覚を比較して証明する必要はなかったのではないかということです。
この10数年、わたしも結婚したり、新しい友人もできました。
その中には、ADHDのお子さんを抱える親御さんや、統合失調症のご家族をお持ちの方もいます。「アスペルガー症候群」という言葉も耳馴れるようになりました。
最近本当に多いのです。
わたしの友人が保母さんとして受けた講演会では、「神奈川県の幼児、500人に1人が発達障害である」と指摘されたそうです。
それから、もっと身近でも考えさせられる出来事が起こりました。。
『もう一つの悲しい出来事』
親戚の女の子が、最初は「ちょっと内気な優しい子」だったはずが、なぜか「ひきこもり」になり「うつ病」と診断されて病院に通ううちに精神状態がおかしくなってきて、今頃になって「アスペルガー症候群」と診断されたのです。
この経緯を見てきたわたしには、どの診断も正しく思えませんでした。小さいころから知っている彼女は、ただちょっとおとなしくて内気で、良く話してみると自分の世界を持っている子でした。
「ちょっと変わっている」って思われたかもしれないけど、内向的でしたが本当にいい子でした。でも、ちょっと社会になじめなかった。ただ、それだけで、「ニート」だ「ひきこもり」だと言われ、責め続けられるうちに「うつ」状態になり、困った両親が病院に連れて行ったのです。
病院では、当然のように精神安定剤が処方されました。
一口に精神安定剤と言いますが、薬が本人に合うまで、いろいろな種類の薬を飲まされるのです。私が最後に会ったとき、彼女は、まるで別人のように変わり果てていました。
「ちょっと調子が良くなったから」と、ジャージにつっかけサンダル姿で都心の電車を乗り換え、わざわざ私を訪ねてくれました。前もって連絡してくれたらいいのに、突然、ある日、「まるで寝起き」のスタイルで、電車を乗り継ぎ、住所だけを頼りに訪ねてきたのです。
おまわりさんに住所を教えて家を探してもらったり、留守だからといってアパートのとなりの家をノックしたり、確かに、本当にもうおかしいですよね。
精神科の先生は何かの「病気」「障害」と診断したくなるのはわかります。
でも、本来の彼女を知っている私は、変わり果てた姿に涙が出ました。はじまりはささいな「違い」しかなかったはず。しかも、彼女にとっては普通のこと。
ただ、世の中で「健常」と見なされる多数波の「枠」に、彼女はそぐわなかった。少数派だっただけ。
それ以来、わたしは真剣に考えるようになりました。
小さなことですが、夫婦の間でもあります。「私的には信じられない。わたしだったらこうするのに!」っていうこと。
正直、夫には申し訳なかったけれど「もしかして夫はADHDなのでは??」と疑ったこともありました。でも、調べていくうちに、いろいろな事がわかりました。
■その「おかしさ」が深刻なものでないのであれば、「個性」と見なせば良い。
相手を「病気」や「障害」と決める(診断)する必要はないこと、そのままを受けとめてあげることの大切さを訴えているお医者さんがたくさんいます。
■例え、深刻な程度であったとしても、それは本人の責任ではありません。
脳科学の進歩により、生まれ育った環境・食習慣や栄養素などの影響で、脳のある特定部分が未発達であるだけの場合が多いことも分かっています。
そして、その未発達部分は特定のトレーニングで改善できること。
脳科学者・加藤先生の脳の学校をみると希望が持てます。
■日頃の食べ物がかなり影響しているということも分かってきています。
特に、粗悪な小麦粉が脳に与える影響を知って恐ろしくなりました。
私は、神経科医デイビッド・パールマターさんの著書『「いつものパン」があなたを殺す』を読んで、菓子パンやインスタント食品など一切食べたくなくなりました。そこには、ADHDや学習障害と診断された子供に、たった2週間小麦粉製品の接種を控えるよう親に提案しただけで、全く普通の状態に改善したとありましt。
もちろん、どうにもならないケースもあります。
遺伝だけではなく、育った背景やその他の環境によって、人格障害や愛着障害などを併発することもあります。
■ではどう踏まえたらよいのか?
脳の専門家の方の本を読んでから、こういう問題をどう踏まえたらよいのかが段々と理解できました。結局のところ、「アスペルガー症候群」という名前の通り、これら「発達障害」は「症候群」つまり「スペクトラム」のことであり、ここまでが「健常」で、ここからが「障害」で、という境界線はないとのことなのです。
それは、個性の延長線上にあり、誰でも「度を超す」なら、現代精神医学で言うところの「発達障害」に成り得るわけです。明日は我が身ということ。
だからもう、「あの人はアスペルガー」で、「そこの人はアスペルガー寄りのAD」で、「この人はADHDなんです」などと、分別する必要などないと思いました。
それよりも、その方本人が持っているかもしれない「光る部分」に目を向けてあげられないものでしょうか?
また、ちょっと「手助け」をしてあげるだけで、その方は「幸せ」でいられるのではないでしょうか?
なぜ、そうなってしまったのか「察」してあげるなら、親切に出来るのではないでしょうか。。。
こんな風に考えると、「発達障害」という病名すら、微妙で大きな誤解がを呼び「差別」と「生きづらさ」を生みだしているような気がしてきました。
もっと、優しい目線で、すべての人が心地良く生きられるそんな美しい世の中になって欲しいと思います。