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発達障害・脳の解析でわかること

発達障害」について考えるようになったきっかけについては既に書きました。

一緒に暮らしたことのあるルームメイトのこと。親戚の女の子のこと。

不特定多数の人から「あの人、変!」と思われてしまう人がいますが、「変」でも、仕事が出来ちゃったり、ある意味「天才」だったりする人は良いのです。

ただ「変」なだけじゃなく、本人がすごく苦しんでいる場合があります。

例えば、こんな人です。

何度やっても身につかない。覚えるのが大変。
人との交流が難しい。話についていけない。
自分の感情がコントロールしにくい。
環境に馴染めないことが多い。
不器用。
時間の管理がむずかしい。優先順位が定まらない。段取りが苦手。
記憶力に不安がある。
自分には心当たりがないのに上司や家族から責められる・・・。

いつもせめられてばかり。。。

でも、事実を知らないと、どうしても責めてしまいますよね。

わたしも経験があるのですが、「やる気がない」ように見えたり、「努力していない」ように見えてしまうからなのですよね。つらいところです。

ですが、現在「発達障害」と診断されるに至る違和感や、周りとの関係で問題となってしまうことがある「個性」や「変さ」を引き起こす原因の一つとして「脳」の発達が関係しているかもしれないということがハッキリしてきています。

この情報は、さまざまな人間関係(家族・職場・親戚・友人)で、相手に理解や洞察・親切を示すのに本当に役立つと思いました。

【影響を受けた読み物】

まず最初に、とある女性のブログが目にとまりました。

 blog.goo.ne.jp

 この女性のブログを読むと、「発達障害」かもしれない方の悩みの深さが分かります。

それに、とても希望が持てる内容として、彼女が「脳の解析」を通して理解したことが書かれています。

自分の脳に「未発達」部分があり、その「未発達部分」と「発達部分」の「アンバランスさ」が他の人との違いを生み出していること、それから、「未発達部分」にあったトレーニングで少しずつ「発達」させ、それまでの問題点を改善させることができるということです。

その彼女が「脳の解析」を受けたのが、東京で「脳の学校」を運営しておられる加藤俊徳ドクターです。

「脳の学校」のホームページには、こんな一文がありました。

実際には「発達障害」と呼ぶ必要はないのかもしれません。
ほんの少しの「脳の特徴」が、あなたを困らせているのです。

こちらが、脳の学校のホームページです。

www.nonogakko.com

簡単に言うと、

脳の成長ぶりや枝ぶりが、その人の個性を形作っている

ということです。

右脳や左脳として知られているように脳には役割別に番地があり、それぞれの脳の番地の神経細胞(白質と呼ばれる)同士を結ぶ枝振りがどのように発達しているかによって、その人(脳)の個性を特色ずけているというのです。

当然、誰一人として同じ神経細胞の枝振りになるはずはなく、そこにその人だけの個性を生み出しているわけで、それは本当に神秘的で素晴らしいことです!

ということで、

脳神経の枝ぶりや成長具合があまりにもアンバランス

になってしまった状態が、現代医学で命名された「発達障害」ということになるわけですね。もう、HSPだの、ADだの、アスペルガーや、ADHDだなんて、分類する必要はないんじゃないでしょうか?

やはり、個性の延長線にあるものだったのです。

一体、どこまでが「ただの個性」で、どこからが「障害」なの??ってずっと不思議に思ってきました。それが解き明かされたような気持ちです。

自分が(あるいは家族が)発達障害ではないかと悩んでおられる方には、ぜひ知っていただきたい情報です。