Life Tips

Tips for a healthy and chic lifestyle.

肥満に気分低下・いいこと無しの飲み物について

夫が体や気分のだるさを訴えはじめてからというもの、原因をいろいろさぐっているうちに、「糖」が体に与える影響がいろいろわかってきました。

そして、ついに市販のジュースはいっさい飲まないことにしてみようと決心。たとえ、それが100パーセントのフルーツジュースでも!コーラその他の炭酸飲料などは本当に恐ろしくなりました。ちなみにビールもです・・・。

なぜかというと、ジュースに含まれる  ”糖分” の恐ろしさを知ってしまったからです。

まず、清涼飲料水をいっさいやめました。

危険な糖質、"ブドウ糖果糖液糖" 

 清涼飲料水には必ずといっていいほど、このブドウ糖果糖液糖という糖分(異性化糖)が添加されています。 しかも、この"ブドウ糖果糖液糖"ありとあらゆる加工食品や飲み物に含まれています。

実際、わたしもスーパーでパッケージの成分表をチェックしてみましたが、ジュースが当然なのはわかるのですが、加工食品であってもこれが入っていないものを探すのがむずかしいくらいなんです!!本当に驚きました。

浅漬けやたくわん、キムチなど、発酵食品にも必ずといっていいほど入ってます!

抗生物質ホルモン剤不使用で育ったお肉を・・・」と思いますよね?

最近、某スーパー イ〇ンで、タスマニア産グラスフェッド牛100パーセント使用した美味しいハンバーグがあってお気に入りなんですが、気を付けないと!です。ソースを見てびっくり。恐る恐る、成分表を見てみたところ添加されていました、ブドウ糖果糖液糖。

なんで-っ??ていうくらい、本当に良く使われています。答えは簡単、「コスパ最高」なんです。この種の糖、1978年頃からグラニュー糖の代用として取り入れられるようになったそうです。※グラニュー糖も良くないんですけどね。

原材料はとうもろこし。しかも、遺伝子組み換えとうもろこしです。これだけでも、体に悪そ~うに感じます。

ご存じのように遺伝子組み換え作物は、天候や災害に強く、安定した収穫を得られるように意図的に人が改良した作物です。この遺伝子組み換えとうもろこしから、それまでの甘味料へのコストを大きく抑えることができ、安価な商品を大量生産することが可能になったのです。

2013年のダイヤモンドオンラインでも注意喚起されていました。

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少し難しい話になりますが、そもそも糖分というのはフルクトースとグルコースという2つの種類があり、ブドウ糖果糖液糖はこの2種類が両方くっついたもの。

 どんな違いがあるかというと・・・

①フルクトース:肝臓で処理される。フルーツやはちみつだけに含まれる。

グルコース:体内のすべての細胞で処理される。じゃがいもなどの炭水化物やデンプン由来。

というわけで、材料や体内での処理器官に違いがあるわけです。

そして、ぶどう糖果糖液糖はというと、この両方からできていて 55%がフルクトース、42%グルコース、他3%と、フルクトース優勢です。

ではそれがどう体に影響するかというと・・・こんな意見がありました。

健康研究の専門家たちは、高果糖コーンシロップが肥満、糖尿病、高血圧、痛風の主要因であることを明らかにしてきた。

この甘味料を多少でも接種したら、肝臓を損ない、知的能力を低下させ、心筋感染症を起こし、太らせる。

ー「最強の食事」より。

懸念事項その1:肝臓への負担

それで、精製飲料水を体に流し込むと、肝臓が一生懸命働かなくてはならなくなり、丸ごとの果物を食べることで同じ量の糖質を摂るよりも、肝臓が酷使されるそうです。
丸ごとの果物がなぜ良いのか。それは後程説明しますが、食物繊維を同時に接種するからだそうです。繊維なしで糖質を摂ることも問題のようです。

他にも悪影響があります。

懸念事項その2:肥満、疾患

グルコースがフルクトースに対して、「脂肪細胞への蓄積」を働きかけ、糖質を取るたびに、それを脂肪に変えるように指示をだしてしまうわけです。結果として、”肥満”や”脂肪肝”を引き起こします。

わたしが驚いたのは、肥満の原因が脂質の取り過ぎよりも、糖質の取り過ぎによるのだということを知った時です。

懸念事項その3:高血糖低血糖⇒神経系疾患

ぶどう糖果糖液糖には、グルコースも含まれています。ジュースによって流し込まれたこのグルコースは全身を循環して急激に血糖値を上げてしまいます。

急激な血糖値の上昇は、インスリンの多量分泌を促し、結果として異常な低血糖を引き起こします。その果てには、うつ病などの気分障害統合失調症などの神経系疾患を患う危険があります。※2

他にも、あらゆる重い病気のリスクがあるのです・・・・ 

ゼロカロリーに潜む罠 がん、脳腫瘍、白血病の危険 砂糖より肥満リスク高い果糖ブドウ糖液糖 | ビジネスジャーナル

100%フルーツジュースはどうなの?

ここまで恐ろしいと知ったら、とたんに炭酸飲料や甘いジュースを買うことはピタリとやめてしまいました。

でも、100%フルーツジュース(ノンシュガー)ならOK!と思っていました。なぜならフルクトースだけだし、自然なものだから。しかし、これも間違いでした。。。。

こちらは、専門の医学博士の意見を引用します。

天然のフルーツは、ソーダに比べると比較的糖質は少ない。

例えばリンゴ(中)は食物繊維が豊富に混ざったものの中に、44カロリー分の糖質を含んでいる。一方、コーラ350mlはその2倍の80カロリー分の糖質が含まれている。

しかし、リンゴであっても、いくつかをしぼり、しぼり汁を濃縮させて350ml分の飲み物にするなら、その糖質はソーダと同じ85カロリーにまで跳ね上がってしまう。(※食物繊維が取り除かれてしまう)

出典:「いつものパンがあなたを殺す」

果物を食べることと、濃縮ジュース(食物繊維を取り除かれた)を飲むことには大きな違いがあることがわかります。

飲み物は、たくさんの成分を簡単に大量に体に取り入れることができるだけあって、注意も必要なんですね。

ただ・・・もともと、わたしたち夫婦はジュースって夏しか飲まないんですね。だからでしょうか、ジュース断ちの効果はてきめんには感じないです。でも、コーラやフルーツジュースをがぶのみされている方は結構効果を感じられるかもしれません。