Life Tips

Tips for a healthy and chic lifestyle.

低血糖が精神に与える影響について

夫の体調不良や気分の低下がきっかけで知った「機能性低血糖症」。

本当に様々な病気・生活習慣病不定愁訴と関係していることがわかり、いろいろ情報集めをして良かったなと感じています。

「機能性低血糖症」についてのわかりやすい説明を見つけたので、わたしなりにまとめて記録しておこうと思いました。

◆機能性低血糖症とは?

 一言で言うと「血糖調節異常」のことで、血糖値が調節されず血糖の乱高下がたびたび起こります。それにより、インスリンなどのホルモンの過剰分泌がおこり、膵臓が疲弊します。

 「代謝機能の異常」の結果ともいえるそうです。まだまだ研究段階であり、お医者様も把握しておられない場合が多いというのが驚きです。

◆機能性低血糖症になるとどうなるのか

 これにより、精神に異常を来したり、癌・糖尿病・高血圧症・花粉症などのさまざまな生活習慣病を発症すると考えられています。

【精神異常を来たすプロセス】

 1. ブドウ糖の急激な低下。(ブドウ糖は脳の唯一の栄養源)
 2. 大脳新皮質(理性を司っている)が機能しなくなる。
 3. 症状が現れる。
   ・判断力の低下。
   ・衝動的・突発的な行動をする。
   ・理性的でなくなる。
 4. 体が防御態勢になる。
 5. 血糖上昇物質分泌⇒大脳辺縁系を刺激する。
   ・糖質コルチコイド
   ・アドレナリン ⇒ 怒り・敵意・暴力
   ・ノルアドレナリン ⇒ 恐怖・自殺観念・脅迫観念・不安感
 6. 自律神経に作用する。
   ・血管収縮 ⇒ 頭の締め付け感・手足の冷え・不整脈・視野異常

以上、簡単にまとめてみました。

この情報には本当に助けられました。
我が家では特にこの「精神」に来たす影響大きかったので「うつ病」なのではないかととても心配していたからです。
朝気持ちよく目覚めて「これから遊ぶぞー!」といっていた夫が、トーストを1枚食べたかと思うと顔色がみるみる変わり、「今日は人に会いたくない」といってベッドに潜りこんでしまうほど。元気いっぱいに仕事に出かけても、家に帰るなり「体を動かすのがやっとだった」というんです。本当に心配でした。原因がわからないのが一番不安です。

でも、気分の低下の原因の一つに、食べ物による血糖値の問題があることがわかったので、我が家では「小麦粉製品」や添加物、特に「ぶどう糖果糖液糖(異性化糖)」を避けるようにしました。まずは期間限定で2か月間、完全に炭水化物断ちもしました。

すると、夫の異常な体のだるさうそのように改善。
あま~いモチモチの白ご飯や、コンビニやスーパーで売られている安価なふわふわ食パンが異常なだるさと気分の急降下を招いていることが、体ではっきりわかったので、考えるだけで怖くなります。

3か月目からは、引き続き糖質を控えつつ炭水化物は玄米のみにし、食べ順(野菜→肉・魚→炭水化物)を実行。しばらく朝食はバターコーヒーのみにしていました。
おやつも小麦粉や砂糖を使用したものを極力さけ、どうしても食べたいときは、品種改良されていない小麦であるスペルト小麦で手作りしました。あとは、ナッツやチーズがおやつでした。
これを2年ほど続けていたところ、友人をたずねた時に出されたケーキなどちょっとくらい食べても症状が出ないことに気づきました。
おまけに、花粉症や他のアレルギーも治っていることに気づき嬉しい副作用でした。
きっと、インスリンを含むホルモン分泌が正常になった証拠かもしれません。
※夫は、かかりつけの病院で血液検査し、数値でも血糖値の状態をチェックしています。

今では、お米も低糖質の「ササニシキ」を白米で食べていて問題もなく、糖質を摂りすぎたと思ったら次の食事で調節したりしてコントロールできるようになりました。

時々、以前煩った「慢性疲労症候群」のような症状が出た場合は、ちょっと炭水化物の接種をやめてみると、すぐに回復します。

ほっと一安心です。

こうして見ると、今の世の中は「糖質だらけ」だということに気づかされます。スーパーに行っても手っ取り早いインスタント食品や冷凍食品が並んでいます。パスタやピザ、おにぎりやサンドイッチ、菓子パン。お惣菜も小麦粉や片栗粉をまぶした揚げ物ばかり。じゃあ、酵素も摂れるお漬物やキムチは?と思うと、「ぶどう糖果糖液糖」が添加されたものばかり!健康のことを考えたら、買えるものは本当に僅か(汗)。
結果、食事も本当にシンプルになりました。シンプルイズベスト!です。

肥満に気分低下・いいこと無しの飲み物について

夫が体や気分のだるさを訴えはじめてからというもの、原因をいろいろさぐっているうちに、「糖」が体に与える影響がいろいろわかってきました。

そして、ついに市販のジュースはいっさい飲まないことにしてみようと決心。たとえ、それが100パーセントのフルーツジュースでも!コーラその他の炭酸飲料などは本当に恐ろしくなりました。ちなみにビールもです・・・。

なぜかというと、ジュースに含まれる  ”糖分” の恐ろしさを知ってしまったからです。

まず、清涼飲料水をいっさいやめました。

危険な糖質、"ブドウ糖果糖液糖" 

 清涼飲料水には必ずといっていいほど、このブドウ糖果糖液糖という糖分(異性化糖)が添加されています。 しかも、この"ブドウ糖果糖液糖"ありとあらゆる加工食品や飲み物に含まれています。

実際、わたしもスーパーでパッケージの成分表をチェックしてみましたが、ジュースが当然なのはわかるのですが、加工食品であってもこれが入っていないものを探すのがむずかしいくらいなんです!!本当に驚きました。

浅漬けやたくわん、キムチなど、発酵食品にも必ずといっていいほど入ってます!

抗生物質ホルモン剤不使用で育ったお肉を・・・」と思いますよね?

最近、某スーパー イ〇ンで、タスマニア産グラスフェッド牛100パーセント使用した美味しいハンバーグがあってお気に入りなんですが、気を付けないと!です。ソースを見てびっくり。恐る恐る、成分表を見てみたところ添加されていました、ブドウ糖果糖液糖。

なんで-っ??ていうくらい、本当に良く使われています。答えは簡単、「コスパ最高」なんです。この種の糖、1978年頃からグラニュー糖の代用として取り入れられるようになったそうです。※グラニュー糖も良くないんですけどね。

原材料はとうもろこし。しかも、遺伝子組み換えとうもろこしです。これだけでも、体に悪そ~うに感じます。

ご存じのように遺伝子組み換え作物は、天候や災害に強く、安定した収穫を得られるように意図的に人が改良した作物です。この遺伝子組み換えとうもろこしから、それまでの甘味料へのコストを大きく抑えることができ、安価な商品を大量生産することが可能になったのです。

2013年のダイヤモンドオンラインでも注意喚起されていました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: diamondonline_201310_budoutoukatou.gif


少し難しい話になりますが、そもそも糖分というのはフルクトースとグルコースという2つの種類があり、ブドウ糖果糖液糖はこの2種類が両方くっついたもの。

 どんな違いがあるかというと・・・

①フルクトース:肝臓で処理される。フルーツやはちみつだけに含まれる。

グルコース:体内のすべての細胞で処理される。じゃがいもなどの炭水化物やデンプン由来。

というわけで、材料や体内での処理器官に違いがあるわけです。

そして、ぶどう糖果糖液糖はというと、この両方からできていて 55%がフルクトース、42%グルコース、他3%と、フルクトース優勢です。

ではそれがどう体に影響するかというと・・・こんな意見がありました。

健康研究の専門家たちは、高果糖コーンシロップが肥満、糖尿病、高血圧、痛風の主要因であることを明らかにしてきた。

この甘味料を多少でも接種したら、肝臓を損ない、知的能力を低下させ、心筋感染症を起こし、太らせる。

ー「最強の食事」より。

懸念事項その1:肝臓への負担

それで、精製飲料水を体に流し込むと、肝臓が一生懸命働かなくてはならなくなり、丸ごとの果物を食べることで同じ量の糖質を摂るよりも、肝臓が酷使されるそうです。
丸ごとの果物がなぜ良いのか。それは後程説明しますが、食物繊維を同時に接種するからだそうです。繊維なしで糖質を摂ることも問題のようです。

他にも悪影響があります。

懸念事項その2:肥満、疾患

グルコースがフルクトースに対して、「脂肪細胞への蓄積」を働きかけ、糖質を取るたびに、それを脂肪に変えるように指示をだしてしまうわけです。結果として、”肥満”や”脂肪肝”を引き起こします。

わたしが驚いたのは、肥満の原因が脂質の取り過ぎよりも、糖質の取り過ぎによるのだということを知った時です。

懸念事項その3:高血糖低血糖⇒神経系疾患

ぶどう糖果糖液糖には、グルコースも含まれています。ジュースによって流し込まれたこのグルコースは全身を循環して急激に血糖値を上げてしまいます。

急激な血糖値の上昇は、インスリンの多量分泌を促し、結果として異常な低血糖を引き起こします。その果てには、うつ病などの気分障害統合失調症などの神経系疾患を患う危険があります。※2

他にも、あらゆる重い病気のリスクがあるのです・・・・ 

ゼロカロリーに潜む罠 がん、脳腫瘍、白血病の危険 砂糖より肥満リスク高い果糖ブドウ糖液糖 | ビジネスジャーナル

100%フルーツジュースはどうなの?

ここまで恐ろしいと知ったら、とたんに炭酸飲料や甘いジュースを買うことはピタリとやめてしまいました。

でも、100%フルーツジュース(ノンシュガー)ならOK!と思っていました。なぜならフルクトースだけだし、自然なものだから。しかし、これも間違いでした。。。。

こちらは、専門の医学博士の意見を引用します。

天然のフルーツは、ソーダに比べると比較的糖質は少ない。

例えばリンゴ(中)は食物繊維が豊富に混ざったものの中に、44カロリー分の糖質を含んでいる。一方、コーラ350mlはその2倍の80カロリー分の糖質が含まれている。

しかし、リンゴであっても、いくつかをしぼり、しぼり汁を濃縮させて350ml分の飲み物にするなら、その糖質はソーダと同じ85カロリーにまで跳ね上がってしまう。(※食物繊維が取り除かれてしまう)

出典:「いつものパンがあなたを殺す」

果物を食べることと、濃縮ジュース(食物繊維を取り除かれた)を飲むことには大きな違いがあることがわかります。

飲み物は、たくさんの成分を簡単に大量に体に取り入れることができるだけあって、注意も必要なんですね。

ただ・・・もともと、わたしたち夫婦はジュースって夏しか飲まないんですね。だからでしょうか、ジュース断ちの効果はてきめんには感じないです。でも、コーラやフルーツジュースをがぶのみされている方は結構効果を感じられるかもしれません。

お花と私のストーリー

私の一番の癒し時間は、植物に触れている時。不思議に気持ちが静かに落ち着いて心地良くなります。お教室を開催していた時も、生徒さんが来られる前の静かな部屋で一人、これから活けるお花達と向き合い世話をする時間がこの上なく心が満たされる幸せなひとときでした。

My best healing time is when I am touching plants. Wonderful feelings calm down and feel comfortable. I loved very much the time I had water and scissors for taking care of the flowers before my students came at my flower school.. 

 わたしのフラワーデザインの原点は、高橋永順さんです。20代の半ば頃、お勤め帰りに、少ないおこづかいの中から一生懸命に授業料とお花代を捻出して田園調布の永順先生の教室に通いました。当時は友人とcafeにいったり、お洋服を買ったりするお金がほとんど残りませんでしたが、あのレッスンが忘れがたい宝物になっています。

 The origin of my flower design is My Teacher Eijun Takahashi.  I worked hard to enroll tuition fees and went to EIJUN Flower School in Denenchofu Tokyo every weekend.  At that time, I did not have much money to buy clothes and went to cafe with friends, but that lesson was an irreplaceable experience for me.

 それから何年もたってから学んだのがヨーロピアンスタイルのアレンジメントです。あくまでも自然さを追及しのびやかに外へ外へと広げてゆく永順アレンジとは正反対。ヨーロピアンアレンジでは人間の感性を生かしスタイリッシュにそして内へ内へとまとめていく感じです。

After several years, I learned about European style arrangements. It was different style of the Eijun's style that pursues nature and spreads outwardly to the outside. European arrangement is using human sense and putting flowers towards center stylishly..

 また、ヨーロピアンフラワーアレンジメントを学んでいくうちに、プリザーブドフラワーとの出会いもありました。生花とは違いアレンジ工程のほとんどが工作的なものです。生花に触れている時独特の心地良さはありませんが、生花のような美しさとそれを長い間保つことができるというメリットには魅力を感じます。特にWeddingにはぴったりだと思います。しばらくの間、想い出のブーケをお部屋に飾ることができます。わたしのブーケも数年たった今でも部屋の片隅で咲いていてくれています。

Also, as I learned European Flower Arrangement, I also started work on preserved flowers arrangement.

Unlike fresh flowers, most of the arranging process is crafty. There is no pleasant comfort when touching fresh flowers, but I feel attractive to the merit that it is beautiful like fresh flowers and that it can be kept for a long time. I think that it is nice style especially for Wedding. For a while, you can decorate your bouquet of memories in your room. My wedding bouquet still blooming in our place a couple of years now.

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: blueflower01.jpg

 余談ですが、この地球上に咲く花の色の中で一番多いのは青色がだそうです。すがすがしい青、大好きです。それからデルフィニウムがわたしの一番好きな花。まるで移り変わる空色のような淡い水色から紫へのグラデーション、海のように深いマリンブルーという青のものもあります。永順先生のアレンジはこのデルフィニウムなしでは語れません。とにかく美しくて透明感のあるお花です。他にも青系のお花はたくさんあります。ブルースターやヒヤシンス、ブルーレースにピンクッション、リューココリーネにスカビオサ忘れな草など。

 この空色のようなグラデーションの魅力に惹かれ、自分の花教室の名前を、fleur le ciel、つまり「空色の花」にしました。

もちろん、他の色にもそれぞれの魅力があります。そして、不思議とその時々に自分が求める色や気になる色があります。きっと、その花のもつ波動や香りも関係しているのでしょう。

By the way, did you know what color of the flower blooming on this earth is the most?   Surprisingly, it seems that blue is the most popular. I love blue clear transparent . .

Then do you know the flower called delphinium?   This is one of my favorite flower, and there is a blue one like a gradation from pale light blue to purple like a changing sky, and marine blue like the e deep sea. Eijun's Arrangements can not be explained without this flower delphinium. 

 最近は、歳のせいか(笑)、少し落ち着いた色味にも魅力を感じるようになりました。

パリのシャンペトルというスタイルが今のお気に入り。ヨーロピアンの風合いを残しながら植生的・田園的な雰囲気のアレンジです。シックでアンティークな雰囲気がとても素敵で大好きです。

Recently, it is because of my age? (LOL), I feel attractive to a calm and little dark color.

The CHAMPETRE style of Paris is my favorite now. It is a vegetable / rural atmosphere arrangement leaving the tradition of European style. I like this chic and antique atmosphere and  it is lovely.

 植物には人間の不調をいやす特殊な波動をもっています。バイブレーションレメディといって、フラワーレメディやアロマテラピーはその応用です。花がそこにあると、心を豊かに気持ちを優しくさせてくれるのは 思い過ごしではないのですね。

 路地や公園の片隅にも、かわいらしい小さな花が咲いています。知らず知らずのうちにわたしたちの生きていく小さな力になっているのかもしれないと考えるととても神秘的な気持ちになるのです。気持ちがいっぱいいっぱいになった時は、公園や森を散歩するとすっと癒されるのは植物の波動のおかげです。もちろん、土の香りやそこに生息する微生物たちの働きもあります。

そういう意味でもシャンペントルは素晴らしいと思います。森を散歩しがらそこで出会った草木を纏めてブーケを作るイベントを開催するお教室もあるそうです。この写真は、わたしにとってはじめての花嫁さんのシャンペントルスタイルブーケです。野にさく草花を集めたようなナチュラルでかわいらしいブーケです。

Plants have special waves to heal people's discomfort. Flower remedy and Aromatherapy are applications of it. When flowers are there, it is not just your imagination to make your heart rich and gentle feelings.

Cute little flowers are blooming in the corner of alleys and parks as well.

When I thinking that these small plants act on the human mind and body, I feel God the creator of us.

When you feel down, you can walk in the park or the forest. 

I think that CHAMPETRE is also wonderful in that sense. While walking in the forest, we can make up bouquets by collecting the plants we meet there.

 将来は、もっと日本の華道の伝統にも触れてみたいと思っています。母は「池坊」の先生でした。今思うと、永順先生も「草月流」の出身とうかがったような気がします。流派によって違いはあるものの、せっかく日本に生まれたのですから日本古来の花文化を海外の方々に伝えられたらと思いはじめたこの頃です。

In the future, I would like to learn more about traditional Japanese flower arrangement.

My mother was a teacher of "Ikenobo Style."  and  Eijun also came from "Sogetsu Style". Although it is different depending on the Style, I  should  know more about Japanese style flower arrangement because i was born in this country Japan so that I could convey Japanese ancient flower culture to people from overseas..

子宮内膜症と私と漢方治療

生理痛、もっと早く治療すれば良かったのに、「忙しい」を理由に痛み止めでごまかしていました。
毎月毎月、痛みがエスカレートし、しまいには痛み止めも効かず吐いてしまうほどになってしまい、ようやく病院へかけこみました。

自己診断(ネット情報である程度予測)通り、病名は子宮内膜症でした。
転移した子宮内膜が増殖して卵巣は5cmほどに膨れていました。
他にも、ダグラス窩という部位での出血も見られ腸との癒着。
生理中の耐えられないほどの排便痛と強い吐き気はこの癒着が原因とのこと。

早く病院へ行かなかったことを、あれほど後悔したことはないです。
あ、歯の治療もよく後悔しますけれど(笑)

ところが、
幸か不幸か、偶然引っ越しの予定があり、検査を受けた大学病院での治療は受けられないため紹介状をもらいました。
そしてこれまた偶然、
引っ越し先で治療できる病院を探していたところ、友人からセカンドオピニオンとして治療方法の全く違う漢方クリニックを勧められたのでした。

これが、わたしの「病気に対する考え方」が変化するきっかけになりました。

漢方クリニックで言われたことは、
子宮内膜症となった原因を改善しなければ、手術して膨らんだ卵巣脳腫を取って腹膜内の血液を洗浄しても、またいずれ再発するから、まずは体質改善しましょう」でした。

とっても納得したのを覚えてます。

それから、もともと私が持っていた良くない体質、以下の通り
冷え性
・便秘
・考えすぎ
などなどを、ハリ治療を交えつつ漢方薬メインで治療していきました。

まず驚いたのは、体調の回復の速さ。
漢方クリニックに通い始めてすぐに、生理痛の痛みは格段に減りそれ以来吐くことはなくなりました。
痛みもクリニックで処方された痛み止めを一回飲むくらい。
数か月で、薬を飲まなくてもやり過ごせるぐらいの状態になったからすごいですね。

もちろん、5cmを超える大きさになってしまった腫瘍を小さくするのは、長い道のりとなりました。
でもこれこそがQOL(クオリティ オブ ライフ)向上というものなんだ!
感動しちゃうくらいのうれしさでした。
女性ならきっとわかると思います。

生理痛のせいで毎月その日が来るのを恐れて暮らしていたこと、しまいには生理日以外もだるくて顔色も悪く、人と会う約束をする自信もないくらいだったのです。
それが、あっというまに楽になったわけです。
漢方治療、あなどれません!

子宮内膜症と私

生理痛がひどくなっていく一方、子宮内膜症と実際に診断されるまでには時間がかかりました。忙しくて病院に行けなかったこと、それから、「女性ならみんな同じなんじゃないか」という考えが、病院を遠ざけていたように思います。
もう死んじゃうかも。と思うくらいひどくなってはじめて病院に駆け込みました。

わたしの場合、こんな症状がありました。

① 生理痛がだんだんひどくなった。
  痛み止めを飲むタイミングを間違えるとまったくきかない。
  痛みを抑えられても、ひどい倦怠感で起きていられない。

② 生理が始まる前日からお腹を下していたのが、はげしく嘔吐をするようになった。
  食中毒のようなはげしい嘔吐。

③ 顔色が土色になった。
  お化粧ではごまかせないほどの顔色の悪さ。

④ 生理前後は、ひどい排便痛に苦しむようになった。
  腸が癒着したためのようですが、便が腸内で動くだけで失神しそうな痛み。

⑤ 生理中だけでなく、半月は体調がすっきりせず体が重い状態だった。
  仕事がなければ午前中はずっと寝ていたいほどしんどい。

こんな感じでしょうか。
きっと人によって症状も様々かもしれませんが、上記のような症状が出てようやく、わたしは重い腰を上げることができました。
病院に行く前に、「子宮内膜症協会」のウェブサイトをチェックして、これは大変だ・・・と思ったのを覚えています。

でも、遅すぎました。。。
すでに卵巣にたまった経血のせいで、チョコレート嚢胞が5cm以上に膨らんでいました。
実際に見せてもらったことがありますが、医師が参照する診療ガイドラインに、「5cm以上は手術による切除」と書いてありました。
というわけで、手術のために大学病院へ転院することとなり、紹介状を書いてもらいました。

でも、わたしは結局のところ、セカンドオピニオン東洋医学の病院に行って、手術はしなかったわけですが。。。
なぜなのかは、他の記事に綴っています。

子宮内膜症と私・だから手術したくないのです

2020年3月18日(水)の朝日新聞デジタルで、他人事ではないニュースを見つけました。
わたしと同じ、子宮内膜症で悩む40代の女性の記事です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: naimakusyo.gif

10代から内膜症を患って、20代半ばで最初の大きくなったチョコレート嚢腫を切除する手術。その後通院と手術を繰り返し、30代半ばのある日卵巣に見られた子宮内膜の転移が腸や肺にも見つかり、最後には子宮摘出までせまられるという過酷な現実。

胸がつまるような思いで読みました。

私の場合、子宮内膜症とそれによってできたチョコレート嚢胞(卵巣腫瘍)が見つかったのは30代後半。(それまでも、病院に行かずにひどい生理痛に耐えていたわけですが)
幸い、自分が大人であったこと、医療に詳しい友人がいたことのおかげで、東洋医学の側面からセカンドオピニオンを考える選択肢が与えられました。
そのきっかけがなければ、手術をしないという選択肢、はたまたホルモン投与を避けるという選択肢、「子宮内膜症は完治しない」という考えは東洋医学にはないという事実も知らずにいたかもしれない・・・・。

そう思うと、この記事の女性やこの病気で苦しむ非常に多くの世の中の女性たちに「治療の選択肢」と「この病気の原因」を知るためのチャンスを与えてほしいと切に願ってしまいました。

記事中にはこんな一文があります。

手術を受けるため、10日間ほど会社を休んだ。上司は心配し、もっとゆっくりしてもいいと言ってくれたが、有給休暇も残り少なかった。思えば、就職してから、婦人科への定期的な通院と手術で有休はいつも消えてきた。朝日新聞デジタル「「子宮に未練ない」 内膜症で何度も手術、有休も消えた」より

子宮内膜症は治ることはありません。長くつきあわなければなりません。」
「手術しても再発する。」
病院でそう言われたのを思い出します。
繰り返される手術に、人生の大半を振り回され気持ちの落ち込みと闘った女性の経験談を読んだこともありました。
そしてこの女性の記事を読んで、現実に引き戻されショックでした。

自分は、「手術をしない」という選択をし、漢方治療や食事療法・整体・運動療法などありとあらゆる手段を試しましたが、あっという間に10年がたち、子宮内膜症を完治させることもできた経験があります。

もちろん、この病気にはそれなりの原因があって、油断すると体調が後戻りすることもあります。でも、そうしたらどのように自分で対処すれば良いのかが分かっています。

今はインターネットの時代で情報も沢山あります。西洋医学だけではなく、いろいろな代替療法をこころみている治療院もあります。
検査をして下さる先生方にも感謝していますが、「治療方法は一つだけではない」という自分自身の考えを持つことが、大切だと思います。
自分の視野が広がるだけで、情報の入って来方が違うのです。
わたしの場合、当時の知り合いだったたった一人の「東洋医学の先生に一度見てもらうといいよ」という一言、これが私の視野をぐっと広くするきっかけになりました。

このニュースで取り上げられた女性は、子宮内膜症と診断されたのが10代の幼い時です。
病院の先生の指示にしたがうより他考えられなかったと思います。もしわたしが彼女の立場だったら同じようにしたでしょう。

病気の事を人に話すのは、気が引けます。
でも、軽く話してみることをわたしはおすすめします。
それは、どこに、どんな情報を持った人がいるかわからないから。
おせっかいな人もいるので、余計なストレスは作りたくないのもありますが、情報を得ることはそれ以上に大切というのが、わたしの今の考え方です。

こんな個人的なことをブログに書いているのも、「苦しんでいる方に読んでもらいたい」そんな気持ちが強いからなんでしょうね。

とにかくお伝えしたいのは、
子宮内膜症とその症状は絶対に治らない病気ではなく、原因によっては大幅に改善できる可能性がある」
というのが、わたしの体験から言える一つの確かな事実だということです。

植物に触れるということ

仕事柄、いつもパソコンだとかスマホなど電子機器にさらされているので、散歩に出るととっても気分がよくなります。
その辺に咲いている草花をさわったり、園芸屋さんで片っ端から気になる葉っぱやお花に触ってみることも^^;

なんだか気持ちがすう~っとしてきます。
これって、一種の ”波動療法” だなって思うんです。

ずいぶん前になりますが、バッチフラワーレメディで興味深いことを学びました。
簡単に説明すると、植物それぞれが持つ波動を特殊な方法で転写した水を体に取り入れることで、精神や身体の不調を整えるというもの。そして、ふと気になった植物、その植物の波動が、今まさに自分が必要としている波動なのだそうです。

まさかって思いましたが、よ~く、よ~く、考えてみたら、当たり前のことかも。
バッチ博士も著書の前書きでこう言っていました。
”神さまが人間と自然界を造られたと信じない方にはフラワーレメディは意味のないものでしょう”と。でもバッチ博士の実際に言いたいことは、もっと深いもので「根本的には自分自身のうちに不調を招く欠点をもたないように」つまり、フラワーレメディは自分の内面にある問題を見つける道具ということなんです。

今の時代、ストレスがない時なんてないのだから、そいうい自分自身の内側にある疲れやストレスをどんどん手放していかなければならないわけです。
常に植物に触れること・森林浴をすることで、それが可能になったりするので意識したい習慣です。

以前お花教室をしていたことがありましたが、重労働のはずの準備時間が何故か心地良かったことも、忘れられません。活き活きしたお花や植物たちに囲まれて元気をもらっていました。
この頃の私は充実していて、病気もせず本当に元気でした。恐れとか不安とか怒りとかそういう”邪”の心から距離があったんですね。心って本当に大切。まあ、手首は常に腱鞘炎でしたけれどね(笑)。