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Tips for a healthy and chic lifestyle.

鼠径ヘルニアと私・その2

鼠径ヘルニアになりまして・その1でも書いたように、わたしはどうしても手術は最後の手段にしたかったのです。だから、何か良い方法はないものかと調べていましたが、やっと見つけた整体院も千葉※で遠すぎる。。。しかも、出てきた腸(と思われる)がしっかり戻らなくなり、自分でインナーマッスルを鍛えようとしたのが災いしたのか、根本が締め付けられ、患部が固く痛くなってきた。汗

本当に、どうしようと途方にくれていた矢先に、仲良しの友人が友達に整体師がいるけど行ってみる?と誘ってくれました。

そんなお友達いたんだ!?と、びっくりしつつも藁にもすがる思いで、友人に連れられその治療院を訪れました。

※名古屋の無痛整体治療院はこちら。
 レビュー※も書いてます。
 整体 名古屋市昭和区 かわの療院 | 桜山駅、御器所駅の整体院

さて、院長さんのお話によると「確かにヘルニア(脱腸)を整体で治すのは簡単ではないけれど、身体のゆがみを取りバランスを取り戻していくことで、ヘルニアだけではなくいろいろな不調が改善されると思うよ」とのこと。

もともと、西洋医学に限界を感じていた私は、根本治療と予防を目指す自然療法に興味があったことも手伝って、この時点で既になんだかすごく期待が高まりました。不思議とホッと一安心してしまったのでした。

そして、その期待は裏切られませんでした!

なんと、治療第1回目で素晴らしい結果になりました。たった一度の治療で、最初にそれに気付いた頃と同じぐらいやわらかくなり、それと同時に痛みがなくなりました。

最近は、買い物にいったり散歩したりしているだけで、ぽこっと飛び出したふくらみ部分が固くなりだして、その周辺や太ももまでもが鈍痛を感じて、横になって休まなければならないほどでした。

それが、この治療第一回目以後、まったく痛みがなくなり、日常生活に支障がなくなったわけです。本当に不思議なくらい楽になりました。

まず、直後、ふくらみをさわると「かちかち」に固かったぽっこりが、ぷよぷよしているのです。これは、鼠径ヘルニアに気付きはじめたころの状態です!しかも横になると引っ込んでくれる!

家の中を歩きまわっても痛くないし、翌日以降、なんと、ヘルニアのことを忘れてうごきまわって一日を過ごせるまでに回復。。。。

正直驚きました。

この変化の原因を、一言で説明することはできませんが、身体のゆがみをとったりバランスを取り戻したり気持ちを整えたり、いろんなことが関係しているのだと思います。

このまま治療を続けて、日頃の生活でもっと体をいたわることを怠らなければ、他の問題、私の場合は卵巣嚢腫子宮内膜症も改善していくのではないかと期待しています。

とにかく、この治療をきっかけに、自分の姿勢がいかに悪いかに気付かせてもらいました。これまでも姿勢は身体の歪みにつながり良い事はないことを知りつつも、仕事柄、デスクにかじりついていることが多く、気が付くと足を組んだり体をねじったりする癖をやめられずにいました。

今回は、ヘルニアが、「もうあなたいいかげんにしなさいよ!」と叱ってくれたのだと思います。苦笑。

まだまだ、安心はできませんから、運転中・仕事中・友人とお茶している時・料理中、いつでも姿勢に気を付けねばと思います。

身体ってけっこう癖になっていますからね。。。。

続く・・・

鼠径ヘルニアと私・その1

ある日、ふと、鼠径部(足の付け根から恥骨にかけてのあたり)にちいさなふくらみがあることに気付きました。手の親指の先ほどの大きさで、とてもやわらかく、痛くもかゆくもありません。手で押すと、スーッとどこかに消えてしまいます。で、何かの瞬間に「ぽこっ」と出てきます。

気になり始めたら、いてもたってもいられなくなるものですね。
ネットで調べてみると、明らかに「鼠径ヘルニア」だとわかりました。

しかもインターネット上を調べる限り、鼠径ヘルニアの治療は手術以外に見つからない。正直、ショックでした。

どうしても手術を避けたい私。まずは原因を探ることに。

信頼できる医療機関のサイトを次々と見ていくと、治療は「手術」オンリー、手術自体が進歩していて、日帰り手術が可能とのこと。でも、そもそもの原因については、大抵は「加齢による筋膜の劣化」というような説明が・・・。

鼠径ヘルニアというのは、穴が開いてしまったというよりは、もともとあった筋膜の隙間から臓器(たいていは腸)がはみだしてくる現象で、加齢あるいは何らかの事情で筋膜がゆるくなりすきまが大きくなってしまうらしい。しかも、靭帯と一緒で一度伸びてしまった靭帯は元には戻らないと。。。だから皆さん降参して手術をされるわけですよね。

う~ん、わたしももう既に中年だし、筋膜が老化してしまったんだろうか。

そういえば、数か月前に酷い便秘を起こして、排便時にかなりお腹に圧力がかかってしまったことを思い出した。ひどく後悔。。。

そして、大きな卵巣嚢腫も持っているからもともと骨盤内がひしめきあってしまっていることも関係しているかもしれないと考えられるかな・・・など、いろいろと悩むことまた数週間。

悩んでいる時間はない!ふくらみが硬くなり痛み出した

まだふくらみがやわらかく、それが出たり入ったりしている間は特に問題はないらしいですが、ふくらみが戻らなくなり、固くなって痛み出したら危険であると説明されています。それは陥頓(かんとん)といい、緊急手術となるそうです。飛び出した臓器に血液がまわらなくなり壊死したり、破裂したりするとあって怖くなりました。

しかし、それでも手術には抵抗がありました。

まずは結果の「原因」を取り除かなくては

これがモットーの私は、普通は手術で取り除くのが当たり前のチョコレート膿腫をかれこれ8年以上温存していたのです。

なぜなら、チョコレート膿腫の原因は子宮内膜症で、それが治らない事には手術をしても再発してしまうからです。最悪、手術をくりかえさなければなりません。

もちろん、原因である子宮内膜症が完治すれば手術も視野に入れていましたよ。でも、ここまできて、ヘルニアで体にメスを入れなければならないの??と正直動揺してしまいました。

他に方法はないんだろうか。いったい本当の原因はなんなんだろうか。
悩みつづけていました。

そうこうしているうちに、1つだけ、「鼠径ヘルニア体操」という療法を実施している整骨院のウェブサイトを見つけたのです。

こちらのサイトによると、体操療法でなんとかヘルニアを克服した方もおられるというのです。早速、体操療法を試したいところですが、この整骨院さん、困ったことに我が家から非常に遠いのです。どうしよう・・・
そして当たり前なのですが、このサイト上で体操療法の方法などは公開しておられません。うう知りたいよ~

とにかく、どこを鍛えれば良いのか、どうやって鍛えれば良いのか必死で調べました。

そして、インナーマッスルを鍛えることが重要らしいという意見が見つかり、他に、鼠径ヘルニアを克服した女性(20代)のブログを発見。
この女性のトレーニング方法を実践してみました。
あまり良い結果ではなかったので、詳しく書きませんが・・・(泣)

それから外出時は、ひっこめたふくらみが戻ってこないように、きつすぎない程度のガードルを購入して抑えてみました。

その結果・・・。

腹部インナーマッスルを鍛えるべく、毎日ストレッチをし、ガードルでヘルニアを抑えること1週間。良くなるどころか、やわらかかったふくらみが固くなってしまいました。そして、もどらなくなってしまったのです。しかも若干痛い!
これはもしや陥頓状態か??どうしよう。汗

青ざめて、夫に相談すると「すぐに、千葉の整体院さんに行ってこい!!」

でも・・・すぐに治るものではないから通う必要もあるし、2・3日滞在してといっても費用がかさむし・・・しかも絶対治るという保障はないのです。
手術費用はというと5万円くらい。完治がほぼ保障されている。

うーん、はたしてどちらを選ぶべきか・・・・
改めて悩んでしまうのでした。

〔つづく〕

30年前の尾てい骨損傷が私に与える影響について

漢方クリニックの先生から「あなたのようなタイプは脳を使いすぎることが原因だからビタミンDが良く効くよ」とビタミンDのサプリを処方された私。

それ以来、針で刺されるような神経痛が始まると、とっさにビタミンDサプリを取りに走っていました。笑
あまりにも早く効くので、もはやプラセボでは??と夫にも疑われています。
いいんです。痛みがなくなるなら、プラセボでもなんでも。ですよね。痛みで苦しんでおられる方ならわかってくれると思います。

そんな慢性的な神経痛持ちのわたしが、鼠径部ヘルニアになって通った治療院にて、尾てい骨を過去に損傷していることが判明。

整体師さんが、尾てい骨付近の神経にアプローチした治療をしてくれたのです。

その数日後の晩に、ひどい神経痛に見舞われました。いつもの、ひざの下あたりを針でグサグサ刺されるような痛み。それが朝まで続いてぜんぜん寝られない。本当にクタクタで眠くて困っていた時、ふと「尾てい骨」のことを思い出したんです。そうだ!温めてみよう。

早速、温めた電気アンカをあててみました。
※本来は、電気アンカは電磁波の問題があるので、湯たんぽが良いそうです。

そしたら、なんと、ピタッ!と痛みが止まったのには本当にびっくりしました。
何かの理由で凝り固まってしまった神経が、ほぐれたんでしょうか・・・。

尾てい骨効果の根拠はさておき、効果の実績には驚き。

まずは、お友達の旦那様。

ある時、虫歯がないのに原因不明の歯痛に悩まされている旦那様(やつあたりしたいくらい痛いらしい)を見て、わたしのことを思い出したそうなんです。旦那様の尾てい骨をちょっと触ってみたところ、なんと、痛みがピタッと止まってしまったとのこと。素晴らしいですね~

そして、わたしの夫。

何とも言えない気持ち良さだそう。あっという間に眠ってしまった。ちなみにうちの旦那様、とーっても、繊細な神経の持ち主なのです。だから、ぐいぐい押しまくるマッサージはだめ。すーっとリンパを流すだけのトリートメントで、呼吸が楽になります。今回は尾てい骨を触るか触らないか、手の熱を感じるかなあ?程度で効果を感じたとか。


そんなわけで、あまりの効果に興味津々になり、治療院の先生にお話を聞いてみました。

尾てい骨周辺、仙骨あたりには、副交感神経があるため、その付近を緩めることで副交感神経優位になるとのこと。

副交感神経が優位になるということは、修復パワーが増し、免疫力もアップすること間違いなしだそうです。

そういえば、この治療院(無痛整体)で整体を受けてから、毎晩強い眠気がくるようになりました。これまでは疲れていても眠れない、つまり「交感神経」優位だったんだと実感しました。

詳しいことは、「鼠径ヘルニア」についての記事でもっと書くことにします。

人間関係に悩んだ時の覚書・人格障害

時々、ちょっと普通じゃない異常な違和感を感じる相手に出会うことがあります。自分なら絶対に人に言わないような事やしない事を平気で言ってきたりやってきたりします。でも、自分ではありえない事だから、「まさかね・・・」って思い過ごしだと思い込もうとしたり、「虫の居所が悪かっただけかも」なんて、ちょっと思いいやりをもって聞き流したりしてしまうこともあります。

でも、そうやって放っておいたら、だんだんとエスカレートして、散々ひどい目に遭ったことがありました。もう何がなんだかわからないくらい感覚がおかしくなりそうでした。

たいていの場合、「自分がうまくいっている時にそれをねたんでくる人がいる」というのが事の本質なんではないかと思います。

「誰かが褒められているのが許せない」人って意外に多くいるものです。

私も実際の経験があるのですが、そういう人はどんな手段を使ってでも、こちらの評判をおとしめようとして来たりします。人のいないところで、根拠のない事を勝手に捏造して馬鹿にしたりののしったりして言葉の暴力、ひどいときは肉体的に暴力を振るうことも。

私もそうなのですが、こういう嫌がらせをされると、「つらい」だけではなくて「怒り」も込み上げてきて、「なんとかしてやりたい」「相手に非を認めさせたい」って思います。

それから、ふと博愛の精神が顔をのぞかせて、「もしかしたら、寂しいからなのかな?コンプレックスから来てるのなら、褒めてあげればいいのかな」とか思うこともあるんです。

これ、実際はどうなのでしょうか。
最近のわたしの結論としては、どちらも「難しい」ということでしょうか。
こちらの歩み寄りで変化するような人なら、そもそもこんな人格にならないでしょうね。それなら、「非を認めさせる」なんていうのは、もっと無理。

なぜなら、彼もしくは彼女は人格障害である可能性が高いから。
個性の延長線上にあるこの障害、どこまでが障害なのか判断は難しい。
それに障害だってわかったからって、事態はなにも変わらない。

じゃあ、どうしたらいいの?って悩むものですが、結局わたしが至ったのは「放っておく」っていうことです。
「相手は子供なのだ」と思ったら、気持ちがずっと楽になりました。
「子供相手にむきにならない」だけ。

悩んでいた時に私が読んだ、とあるパワハラカウンセリング本にこんなことが書いてありました。

相手の行動や考え方をコントロールすることはできないという事実を忘れないこと。
だから、相手に変化を期待しないし、求めない。あくまでも相手とは向き合わないこと。

それから、相手の言動があまりにひどい場合は、上司に事実を淡々と伝えるだけ。それも、会社のトップ・上層部に丁寧に状況を説明すること。目的は気持ちよく仕事ができるように環境を改善してもらうことであることを伝えること。
もし、改善されないような会社ならば、辞めたほうが良い会社です。さっさと辞めましょう。

私の場合、自分はパート派遣で、相手がフルタイム派遣。良く考えたら、ただのパートなのだし、そこでの仕事内容に特に特別な魅力を感じていたわけではないことに気づき、わたしが辞めたらいい事だと吹っ切れたので、派遣会社にその旨伝えました。
エージェントの方は「彼女を辞めさせる案も出ているので残れないか」と言ってくれました。やはり、あの本の言っていた通りだなと思いました。

それから、辞めるまでの間は、うそのように気分が楽になって楽しく通勤しました。あの時は、自分の気持ち次第でこんなにも楽になるものかと驚きました。

ですが、また同じような問題で繰り返し悩んでしまうのが人間というものなのかなって思っています。
だから、そんな時に読み返すためにこのブログを書きました。

パーソナリティ障害=子供返りした大人

職場や家族、その他の人間関係で不快感を感じることが多くなってきました。問題の原因が性格なのか病気なのかで悩んだり、許してあげたらよいのか、距離を置くべきなのか考えているうちにかなりの時間をロスしていることに気づきます。

そんな中、とある精神科医のこんな一言を見つけ、人格障害・パーソナリティ障害を持っていると疑われる人物についてどう考えたらよいのか、ストンと府に落ちました。

パーソナリティ障害の根本症状とは、何なのでしょうか。それは、一言で言うと、「幼い心の状態」に陥っているということです。パーソナリティ障害の人では、発達心理学的には、乳幼児期から児童期前半の頃に特徴的に見られる状態に固着したり、退行を起こしているのです。岡田尊司『ササッとわかるパーソナリティ障害』より

パーソナリティ障害といっても、いくつもの種類がありますが、周りの人間にとって一番重要なのは、種類はともかくパーソナリティ障害を疑われる人にどう接したらよいのか、あるいはベストなのかという情報だと思います。

自分自身の過去の経験からしても感じるのですが、思いのほか悩んでしまうものです。
でも、すべてのパーソナリティ障害の人に言える共通点が「子供返り」している事なのだとわかると、「なぁ~んだ!」って思えてきます。

時々、幼稚園に入ってずいぶんお兄ちゃんらしくなった子供が、急にお母さんを困らせて「抱っこ抱っこ」とせがんだり、まるで赤ちゃんみたいに指をくわえ始めたりすることがあります。俗にいう「赤ちゃん返り」。わたしは岡田先生の説明を読んだとき、この赤ちゃん返りした子供を思い浮かべました。

理由は様々だろうと思いますが、ちょっとした遺伝的要素や何かの経験が、人を「幼児性」へと逆戻りさせてしまうのでしょうね。そして、自分にもそういう部分が多かれ少なかれあるのだろうということも、もちろん忘れてはいけないと思います。

そんなわけで、人間関係で違和感を感じた時というのは「大人」同士だと思うから対応に困るわけですが、相手が「子供」だと考えれば、親でもない大人がむきになる必要もないか・・・と、ちょっと楽になりました。

そういうちょっとした、内面の「心の持ちよう」がベースにあってこそ、それぞれのタイプの人格障害に合った対応や対策が生きてくるのでしょうし、心の余裕も持てるのでストレスを最小限に抑えられるかな・・・なんて思います。

精神病とは違うといわれる人格障害・パーソナリティ障害、10タイプもあるとそうですが、なんとなく本質が見えてきたような気がしました。

生き方と病気の関係

2017年7月2日、PRESIDENT onlineで、とても興味深い記事がありました。
「自分の人生を生きていないとき」人は病気になる。というタイトルです。
「言葉で病気を消す」がサブタイトル。

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この記事、メンタルトレーナーの梯谷幸司さんという方のお話ですが、一見不思議なようでいてすごく納得できる内容です。

心の中にあるのとは違う人生を生きている時に病気になるということです。
言い方がちょっときついですが「うそのある人生」が、自分の内面をくるわせ、次第に体を蝕んでいくということなのではないかなと思います。

梯谷さんご自身が肺炎で入院した時の、お見舞いに来たコーチングの上司との会話がわかりやすいです。

開口一番、「君は何を言っていないんだい」と聞かれました。突然で面食らいましたが、「休みをください」と返しました。すると、上司は「人は、口で言えばいいことを、体で表現する。次回からは体でなく口でそれを言いなさい」とだけ言って帰っていきました。その後、私のマイコプラズマ肺炎は医師の予測よりずっと早く治りました。PRESIDENT online より

これって、なんだか、小さな子供が「学校に行きたくない」という気持ちを隠してはいても、「おなかが痛くなる」というのと似てます。

おなかが痛いくらいなら良いですが、肺炎もそうですがもっと深刻な病気に繋がると考えると、真剣に考えたくなりますね。

その後、コーチングの経験を重ねていく過程で気づいたというポイントも興味深いです。

これまでに、乳がん、子宮がん、大腸がん、認知症パーキンソン病不妊症、学習障害など、さまざまな悩みを抱える人々に会ってきましたが、彼らに共通していることがあることに気づきました。「誰かに何か言っていないことがある」「許せない人がいる」「受け身的な解釈をする」「原因を外に求める」などです。PRESIDENT online


もちろん、言えないことや、我慢しないとって思うことってたくさんあります。
でもあまりにも、他人本位の価値観にしばられた人生を送っていると、病気になっちゃうんですね・・・・汗。

でもこれ、内心何を思っているかが問題なのではなくて、それを「言葉でちゃんと表現しているか」が問題のようです。


普通、病気、特に慢性的な疾患についてはその原因を生活習慣などに求めるのが一般的ですが、この方は、その人の潜在意識を探るとのこと。
しかも、こんな風に断言しています。

「病気の裏側には必ず、誰かに何か言いたいことが言えていないなど、周囲の人間関係の問題があります。」PRESIDENT online

記事中では、認知症の方に「一体何のために認知症になっているのですか」と問いただすと、必ず何らかの理由が返答となって返ってくるというのが興味深い。たいていは家族への不満とか隠し事があるようで。
癌のような深刻な病気の場合でも同じようにカウンセリングをして、必ず「不安や不満」という形で帰ってくるというからすごいことです。
どうやらなかなか口に出せないことを、体が表現しているのが病気なのだということが見えてきます。

次に大切なのは、意識の「フィルター」を外すこと。

「男は○○だ」「日本人は○○だ」などの固定観念もフィルターのひとつです。「○○でなければならない」「○○しなければならない」という思い込みもそうです。また、原因を他人に見出すか、自分に見出すかもフィルターのひとつです。PRESIDENT online

これ、自分もやってるな~。
このようなフィルターが自分の意識のエネルギーに影響を与えているとのことなので、真剣に考える価値があると思います。
アメリカの精神科医、デヴィッド・R・ホーキンズ博士による意識レベル(感情レベル)の表がこれ。癌になる人は、16の「罪悪感」を持っており、自殺する人は17の「恥」を持っているそうです。

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もし10以下ならば、感情レベルを上げて9以上にもっていくようにとアドバイスされてますが、それがカウンセリングの力によるのでしょう。
でも、良く理解したうえで、家族に接することもできるかなと思いました。
必要とあれば、怒らせたりするそうです。
呼び水を差してあげて、怒りを吐き出させてあげると考えればできなくもないかもしれません。

最後に出来ること= 不完了・未消化の感情を解決する。
どうやってかといいますと、梯谷さんの言葉を借りるとこうなります。

「絶対に許せない」を「許す」に変える決意をすることが非常に重要な一歩となります。病気と決別したいのであれば、ここで「許す」と決心できるかどうかが、ひとつの鍵となります。PRESIDENT online

この前に「気持ちを表現する」ことが大前提ですが、この「許す」が大切なんですね。
言葉を変えると、自分から「病気をやめる」というわけです。

わたしも、人付き合いが多いせいか、知らず知らずのうちに「言葉にできなかったこと」が溜まっていくのは常々感じます。
特に、いいことは口にしやすくても、「NO」とか「いや」とか言葉にしにくいことは思わず飲み込んでしまうし、それだけではなく無理やり笑顔を作っていたり。。。これが小さなことですけれど、病気へ一歩近づいているのかもしれないと思うと、やめなきゃ!って思います。

気分転換とか、アロマテラピーとか、クレイバスでリフレッシュ・・・なんて言っていますが、それより「言えないこと」をためないことのほうが重要な気がしてきたのは私だけでしょうか・・・(^-^;

あなたは考え過ぎる人だから・神経痛にビタミンD

わたし、たまにひどい神経痛に悩まされるのです。
場所はその時によって違いますが、針でグサグサと刺されるような鋭い痛みです。

ひどく神経を使うような環境に置かれると、なります。
夫婦喧嘩したり、人間関係でトラブルに巻き込まれたりするとテキメンです。

本当に痛くて痛くて眠れないし涙が出てくる程なのでわらにでもすがる気持ちで、通っていた漢方クリニックで相談したら「そっか、じゃあビタミンDを出すからすぐ効くよ」ってアッサリ終わり。

なんでも、私は「考えすぎる」タイプのようですよ。
そういう人はビタミンDが足りなくなりやすいとのこと。それが痛みの原因。

今でもビタミンDは常備してるのですが、すぐ効きすぎて笑っちゃうくらい。

もしかして、プラセボなんじゃないかと疑っちゃいます。笑
あ、でもビタミンDを食事で取るには・・・って調べたら、これまたびっくり。
キクラゲがダントツなんですよ。
だから、一時はキクラゲ入りの野菜炒めを良く作りました(^^♪

それにしても、先生ありがとう。
神経痛、しょっちゅうなるから対処方法教えてもらって助かっています。

でも、根本原因の「考えすぎ」はなかなか治せません。苦笑

やる気スイッチ入れてみました

ある時、ストレス過剰状態の夫の疲れが取れず、とにかく集中力のなさが目立って心配な日々を送っていた時期がありました。からだが重くて重くてやる気がおきない。集中力がないので、段取りが悪くなり、忘れ物やミスが目立つ。そして、気を落とす。の悪循環。

休日の予定を断って1日中ごろごろしても、疲れとストレスが癒されず、途方に暮れていました。

そんなある日、とっても良い情報を見つけました。

日経新聞の記事(2017年2月)です。

「やる気が出ない」原因の脳内部位を特定

また、その特定の部位を活性化するためにできることを探してみたところ、「報酬(感情・欲望)系」の脳の部位を刺激するアクティビティをすることで、やる気を出すべく働かせる「思考系」の脳の部位が正常に働くようになるという情報が。

ということで、夫にとって「報酬」感じられるアクティビティを片っ端からやってみました。

音楽鑑賞。実は楽器を弾く彼なのですが、演奏をできる状態ではありませんでした。涙
の中(公園)で手作り弁当ランチ。
夜の散歩。(ストレスを感じたらすぐ)
などなど・・・

効果のほどですが、まだ2、3日のうちは何ともは言えない状態が続いていても、「散歩」と「音楽鑑賞」の効果ははっきり目に見えました。
休息も大切ですが、やみくもに眠ってばかりいるよりも、思い切って外に散歩に出かけるなり、気分転換に「音楽」を聞くと、表情がさっぱりしてくるのがわかるのです。

そして、「今度はコンサートに行こう」と言い出したんです。
この能動的な発言、やる気スイッチが入った証拠です。「なにもしたくない」から「○○をしよう」になったのです。ただただ、うれしかった・・・

これまで、「機能性高血糖」を疑って糖質制限をしたこともそれなりの効果は出ていたけれど、基本的に「仕事のやる気を起こす」という面でどうもいつも手こずっている様子が気になっていました。

実は、日頃から忘れ物や段取りの悪さが目立っていた夫、なんとなくADHDの特徴にも似ているその状態を改善できないものかと常々考えていました。

というのも、twitterでこんな投稿を見つけたからです。

やる気が起きないのは、決してだらしないからではないんだよ。理研によるとADHDは線状体と視床下部がほとんど機能していない。モチベーションがないという症状は、報酬系が上手く働かない事による脳神経の器質的理由と判明してる。その線状体に作用するのはコンサータだね。 (2ch— 発達障害者の背中を支える妹bot (@isam3lbot) 2017年6月22日

twitterより


器質的な問題なら、回復させることは難しいのだろうかという疑問が起こりました。
そして、コンサータという薬を調べてみるたら、やはり薬は副作用が怖い。

でもきっと他に何か良い方法があるはず!と思い調べ続け、見つけたのが、上記の日経新聞の記事でした。そして、もっとわかりやすい説明を、とある整体のサイトで見つけました。

何らかのストレスや病気、心配事、環境、生活、友人関係などでトラブルが起きると、一気にやる気がなくなることがあります。

大脳基底核線条体などは、快楽や依存などに深く関わっているため「やる気スイッチ」といわれているのです。

何らかの報酬がないと線条体は反応しません。よって、何らかの報酬を用意する必要があります。

やる気スイッチの存在とやる気の起こし方 | 総合医学情報 | 浜松の整体 あんしん堂

脳の特定部位:線条体を活性化することがポイントのようです。報酬によって。具体的にどういうことなのかというと・・・

ビジネスマンは、会話などでビジネスを進めるため、「思考系」とよばれる脳領域を多く使用します。しかし、この脳領域ばかり使用していると、「やる気が起こる」脳領域である前頭連合野の脳領域が弱体化します。

これを防ぐには、思考系の脳領域を休ませて「感情系」の脳領域を活動させることがポイントになります。


この説明、納得でした。うちの夫は現在四六時中「思考系」を使っていたのです。
仕事だけでなくプライベートでも。要は「思考系脳領域」を酷使し過ぎて「感情系脳領域」を弱体化させてしまっているようです。

では、具体的に何ができるかというと・・・

感情系の脳領域を活動させるには、自分が好きな趣味などの行動をおこなうことです。例えば、旅行やドライブ、スポーツ、映画鑑賞、散歩、音楽を聴くなどです。

自分が「心地良い」「楽しい」「嬉しい」と思うことを、日常生活に取り入れることにより、感情系の脳領域を活性化させることが可能になります。これらの行動は、快楽や快感などにつながります。

うちの夫は森が大好き。音楽大好き。それなのに、やることが多すぎてちょっとした趣味の時間を取らなかったんです。

でも、「報酬」つまり嬉しいご褒美のようなことをすると、次のような連鎖が起こるそうです。

報酬系活動

ドーパミン分泌:「幸福ホルモン」「やる気ホルモン」

ドーパミンが、前頭連合野に働きかけて集中力や思考力を向上させる

どんどんやる気が起こる。

こまめな報酬系気分転換で、負のスパイラルを脱却できるかもしれません。早速、音楽を聞いたり、夜の散歩にでかけました!

でも、散歩でコンビニに立ち寄って「アイス」を食べてしまった(汗
これはいけません。逆に恐ろしく気分が落ちてしまった。やはり、糖は怖いです。。

ただ、朝の表情は心なし明るい様な。

「楽しい」「嬉しい」「心地良い」ことをするって本当に大事!引き続き、砂糖を避け、良質なミネラルを摂り、報酬系活動をしなければ!

その他、やる気ポーズ(ガッツポーズなど)をするっていう面白いアドバイスも。ぜひ、やってみると意外や意外、けっこう効くのです・・・笑

【追記】週末の活動後。

ストレスを感じながらも、一週間の仕事を終えた夫。週末に面白い出来事がありました。

その日、前々から予定された私達の住んでいる集合住宅の「大掃除」が行われ、夫婦二人参加したのです。意外なほど参加者が少なく、二人で参加したのもうちだけで、ご近所さんからとっても喜ばれ、ほめられ・・・・とっても役に立てたようで私もとっても嬉しく感じました。

その後、疲れて爆睡していたわけですが、なんと夫がお昼ご飯を作ってくれたではありませんか。しかも「買い物に行ってきてあげようか?」とまで。夜もとてもおだやかな状態でした。

そして、月曜日。出勤前の様子が素晴らしいのです。明るい!

「行ってきまーす!」と出かけていきました。←ま、普通のことなんですが、普通のことが本当にほっとするんですよ。。。涙。

なんでだろ??どうしてこんなに調子が良いのかしら?っと少し振り返ってみました。

前日の「大掃除」。結構ハードでしたが、体も程よく動かして汗をかき、住宅内もスッキリきれいに。おまけに、皆さんに感謝していただいて、きっとすごく「満足感」があったと思うのです。「報酬」が与えられたわけですね。

そういえば、職場では仕事は山積みでこなしてもこなしても終わらず、その上、感謝されることは少ない。心無い一言が問題になっている上司の存在も。

私も、日々小さな事に彼に心から「ありがとう」って言ってあげられると、とっても良い効果があるかも。。。とちょっと反省したのでした。